absolute Ego dance for HDR

美しくて禍々しい世界、を
HDR写真で表現したいと目論んでいるのです。

今日の発掘!レア音盤シリーズ⇒Kahimi Karie / Girly。

2005年04月01日 23時59分03秒 | musique

「Girly」by Kahimi Karie

CRUE-L レコードから作品をリリースしてるお姉さんとちょいとお話しする機会が、えっと
「既に10年近く前ですが」って言う注釈付きで…まぁあったんですが
「CRUE-Lなんて知ってますかぁ?」 とのお姉さんへその時僕が何よりも伝えたかった…と言うか
何を思ったか「うああぁ!僕カヒミ・カリィ大好きなんですよぉ」との
答えになっていない答えを返してあちゃ…もしかしたら気分悪くさせたかなぁと一瞬思いつつも
「あぁ、やっぱりね…」とのやっぱり同じく答えになってなかったそして
何がやっぱりなのか分からないレスを返したお姉さん…まぁ表情から察するにやや困惑と
「あぁカヒミちゃんやっぱモテるのね…」との無言の羨望を瞬間、
まぁ妄想だとしてもその時感じたんですが。

時代で言うと小山田圭吾が全身で渋谷系王子を体現してた頃なんで
「カヒミと公私共にパートナー」なんて事実が思わず「出来過ぎでしょ」ってな
イヤミのひとつも言いたくなったりするけどホントは猛烈に羨ましかったり、もしや
前述のお姉さんを気分悪くさせたかも…しれなかったりしても、
当時明らかに僕はカヒミに入れ込んでいて。しかもある意味不健全、否とても本能に忠実に
そのルックスからファンになったパターンで。まぁカッコ良過ぎたんですわ。
そのクールな小悪魔な国籍不明なフレンチな佇まいが。

で、完全にそのイメージが出来上がった時点でようやく聴いたこの「Girly」は
やっぱり当時もそして今でも結構聴いてるお気に入りの一枚で。

小山田プロデュースの「CANDYMAN」は成る程聴けば聴く程に当時確かに一世風靡だけど
その実態って何?の“渋谷系”と言える曲調。
この声で「ロリータ」なんて囁かれたらそれこそ反則の「LOLITA GO HOME」。
映画「カラスの飼育」のテーマ「PORQUE TE VAS」のカヴァー。
実は一番好きな、切なさ500%な、深夜のまったりムードにハマり過ぎるそして当時
フジテレビやっぱり深夜の番組で緒川たまきが秘書の役で出演と言う嗚呼これ涙ものの
「よい国」エンディング・テーマだった「STILL BE YOUR GIRL」。

たった4曲で夢を観させてくれる遊園地のようなフレンチトーストのようなワインのような
キャンディのような猫の囁きのような日曜の午後のあくびのような深夜の月のウィンクのような☆

トーキョーからパリへボンジュール。ちょっと悪意あるジョークも忘れずに♪

Now Listening : Lost Horizons / Lemon Jelly