燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

大接戦の末サヨナラ勝ち

2018-05-21 14:31:00 | 我が母校
東京六大学野球この春のリーグ戦のクライマックス、慶明第3戦。この大事な試合を見届けるため、先週の内に休暇を取得してあり、神宮球場へ。

慶應義塾の先発は、満を持して、けがで?出遅れていた、エース佐藤君。一昨日の第1戦今シーズン初登板。あれが試運転としたら、予想通りの先発だ。その佐藤君、3回までノーヒットに抑える無難な立ち上がりだったが、4回表、微妙に制球が乱れ、フォアボールの後の3連打3失点で降板。この時点で負けを覚悟しなければならない展開だったが、5回裏、一昨日から中1日で疲れの見え始めた森下君を攻め、1番小原君以下4連打2得点で1点差に。



ヒットはさらに1本続き5連打にもかかわらず、この回の得点が2点に止まったのは、3塁コーチャーの判断ミスでホーム・タッチアウトが有ったから。これが致命傷になるかもとの不安がよぎる中、6回裏、代打・植田君の右中間タイムリー・ツーベースで同点。それも束の間、7回表、明治、吉田君のライト線タイムリー・ツーベースで再び勝ち越し。その裏、先頭の柳町君をフォアボールで歩かせたところで、明治、昨日完投シャットアウト勝利の伊勢君投入。伊勢君、さすがに昨日ほどの球のキレはなく、この後連打でノーアウト満塁の大チャンスも、得点は詰まったショートゴロの間の1点止まり。同点。8回裏、押せ押せの慶應義塾、1アウト満塁のチャンスも、4番郡司君、フルカウントから空振り三振。後続も倒れ、決定機を逃す。迎えた9回裏、またしても1アウト2・3塁のチャンスをつかむ。7回から3イニング連続でランナーを3塁まで進める大チャンス。ここら辺で決めておかないと、流れが明治に向かうのが、野球というゲームの宿命だ。この大事な場面で起用された代打・中村君はあえなく三振。延長戦突入かと思われたその直後、途中から守備に入った伏兵・渡部君が、センターに抜けるタイムリー!サヨナラ勝利!



両軍死力を尽くした、優勝争いのクライマックスにふさわしい好ゲームだった。
会社を休んで観に来た甲斐が有ったぜい。

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