燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

形勢逆転

2011-10-02 17:00:00 | 我が母校
慶應義塾先勝を受け、優勝の行方を占う意味で、慶應義塾・明治双方にとって大事な今日の2回戦は、2-3で明治が競り勝った。



2回に影山君の2ランで幸先良く2点先制するも、難波君から替わった明治のピッチャー岡君から最後まで点が取れず、好調とは決して言えない出来の福谷君が中盤に逆転を許し、そのままゲームセット。ちなみに、岡君は、同点打に逆転打と、打つ方でも大活躍!明治にとって救世主現るといったところ。去年の春の慶應義塾がそうだったように、優勝できる流れが救世主によってもたらされるのは、よく有ること。明日の明治の先発は、満を持したエース・野村君。流れは、明治に傾いたか?慶應義塾にとって連覇に向けた最大の試練だが、こういった試練を乗り越えなくては、優勝の栄冠はもたらされない。


今日の試合の慶應義塾の敗因の一つである、7回表のノーアウト2塁でのバントのサインの時に2塁ランナーがボール球で飛び出し2・3塁間でタッチアウトになった場面について、少しだけ書き足しておきたい。
明治のセカンドのタッチが、後ろからランナーの頭をぶん殴るようなタッチだったため、慶應義塾・江藤監督がベンチを飛び出し猛抗議。伏線は、昨日の試合の3塁塁上でのやや乱暴なタッチに、伊場君が激高した場面。今日の試合の2回表たまたま伊場君が3塁に進んだ時に、当事者の二人が3塁塁上で握手したので、一件落着かと思ってたのに、またか!という流れ。いずれの場面も、プレーとしては、慶應義塾の凡ミスであり、そのミスが招いた己を攻めるべき場面であることは、間違いない。慶應義塾OBの自分の目から見ても、昨日のタッチは、怒る伊場君に問題有りと言わざるを得ない場面だったのだが、今日のセカンドのタッチは、そういう伏線が有ったのだから、なおのことやり過ぎだったかと。慶應義塾ベンチも、あれほど過剰に反応して事を大きくすべきでなかった。
試合終了後、明治の善波監督が当事者の選手を連れて、慶應義塾に謝罪したのは、ファインプレーだったでしょう。それによって、お互いわだかまりなく、野球のプレーのみの勝負に徹してもらいたいと願ってるのは、私だけではないはず。

コメント
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