みんなの僧

24で僧侶になり54で住職になるまで夢や悩みを聞き続けて30年。

プレゼント

2012-12-28 02:23:06 | 日記

〆マス プレゼント

一昨日夜 上忍の里へ戻り 今夜は さいたま市の娘婿さんちなう

昨日は朝から晩まで、法事や寺用事だった。

午前中はKさんちの月命日。

午後はS森さんちの月参り。

お勤めは「しょうしんげさん」

宗祖作の名作讃美歌。

月参りは一軒あたり約一時間。


時候の挨拶、健康伺いして「しょうしんげさん」を家族さんと一緒にお勤めする。

家族さんと仏壇前でするわけだから、ゴスペルに近い。仏さんだからブダスペルか(-。-)y


Kさんちは なくなられたおばあちゃん以外は 声出してお勤めされなかったが、段々とご主人も声明するようになり、おばあちゃんが亡くなってからは 奥さんも声出して お勤めするようになった。


心境の変化かな


前回は小声で、今回はきちんと声が出ていた。


家族さんとグルーヴする リズム、テンポ、声質、声量をコントロールして発声、調声する。


Kさんちでは 若干鼻にかけて軽めでゆっくり、一緒にお勤めした。

約35分ぐらい

心のこもった「しょうしんげさん」となった。

昼食にはいただいた白菜鍋を食べる。ゆずを効かせたポン酢で食べる もらいたての白菜は最高だ

休む間もなく 午後からはS森さんちへ 今年最後の月参りに行く。


S森さんちには息子さんの子どもさんが2人と娘さんの子どもが1人 S森さんちに来ていた。


S森さんは 孫たちに取ってはおばあちゃんだが、とっても活発なおばあちゃんだ。元気過ぎて 最近階段から転げたらしい。


孫たちはたまにしかS森さんちには来ないが、居る時には必ず一緒にお経をお勤めする。3歳、6歳、7歳、おばあちゃんの混声カルテット


一緒に「なあぁもあぁみぃだあああんぶっうぅ~♪」と拙僧が調声すると 孫たちは ちゃんとついてくる。

もう、その声が可愛くて、可愛くて


亡くなられたS森さんちのご主人の遺影は笑ってるものだ。

その笑顔の遺影が更に笑ってるように見えた。


お勤めしている拙僧まで、ウキウキするような混声ブダスペルとなった。

子どもたちがメインなのっ軽やかに、スタッカートするようにお勤めしたが、ピッチもリズムも素晴らしい。

年内最後のお勤めが、子どもたちとの感動的なブダスペルとなった。


これまた、思わぬプレゼントをいただいたような

月参りのお勤めしながら、幸せな気持ち、豊かな気持ちになれたのだった。

夕方からは檀家総代さんらと寺用事で年内最後のミーティング。

いろいろ思うところありつつ、先ずはみんなの話しを聞くに徹する。


終了後、昼間の白菜鍋にうどんをぶち込んで たまごとじうどんを食す。
少し仮眠を取って、昨夜2330に里寺を出発。

紆余曲折な道中膝栗毛を経て、無事にさいたま市。

いろいろ用事して、孫と遊んで さっき、ゆっくり風呂に浸かって、ブログして

コレから 寝ます。

明日は 挨拶まわり。

明後日は東京フォーラムで青柳誠入りのナニワエキスプレスだ。

みなさん、おやすみなさい ませ<(_ _)>

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