みんなの僧

24で僧侶になり54で住職になるまで夢や悩みを聞き続けて30年。

さんちゅ と くんなか

2012-10-02 22:48:41 | 日記
サイゼリヤと

スーパー銭湯?

本山本廟への団体納骨に 身体と精神をパンプアップして 一昨日は早朝から夜中までアドレナリンやらドーパミンなどが分泌しまくった。


その反動からか、その分 昨日は19時まで 身体が鉛のように重くて、眠くてたまらなかった。

午前中はKさんちの二逮夜があり、その後すぐ大阪へ向かい打ち合わせ。

奈良にとって返して旧交を温める。

酢が入った料理のせいか、今ごろアタマがスッキリしてきた

写真は名阪国道高峰パーキングからの奈良盆地眺望。
雲や雲海を下に見れる 貴重なアングル。

奈良盆地に広がる家並みや街並みを昔人は「くんなか」と呼んだ。

「くんなか」を眼下に見下ろす山の集落を「さんちゅ」と言った。

「くんなか」は「国中」と書き、「山中」と書いて「さんちゅ」と読んだ。

拙僧はさんちゅである、さんちゅやくんなか、縄文後期から弥生時代に始まる呼称。

さんちゅ民族は6000年前~4000年前に九州南部からやってきたマレビトの末裔。縄文後期人。

くんなかを支配したヤマト人は2600年前に やはり九州からやってきた弥生人。
高峰パーキングから見下ろす くんなか。

さんちゅと呼ばれた後期縄文人は 弥生人が作り上げたくんなかを どんな思いで見下ろしたのだろうか?
今日は隠(名張)に8月オープンした スーパー銭湯で 湯浴み三昧。

二週間続いた鼻炎と気管支炎。並行して執り行ったご葬儀一連。締めくくりは檀家さん、130名を引率しての本山本廟への団体納骨参拝。

疲れきった身体と心が 身体の芯から リラックスしリフレッシュした。

平日、田舎街のスーパー銭湯は 混んでなくて素晴らしい。

700円で 丸半日 湯浴み三昧である。

露天風呂に寝転んで 秋空をボンヤリ眺めていると ホンマに 疲れが 出て行った。

ホンに 現代日本は いい時代で いい国だ。

丸半日 湯浴み三昧 700円
どうよ、このコスパ

1ヶ月に一回は毒出ししに行こうっと

隠(名張)からサイゼリヤが8月に撤退した。

代わりにスーパー銭湯がオープンした。

田舎街の興亡。

まっ、しゃあないか……

去るサイゼリヤは追わず
来るスーパー銭湯は拒まずちゅうことで

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