《一期一話》422 岡野弘彦（おかの・ひろひこ）
またひとり顔なき男あらはれて暗き踊りの輪をひろげゆく
この歌の「暗き踊りの輪」とは盆踊りのこと。その輪にまた一人「顔なき男」が加り、輪を広げてゆく。いうまでもなく「顔なき男」とは戦で死んだ者の霊魂。
岡野さんは生き残った学徒兵世代の一員として、独特な現実批判の姿勢を歌に込めて詠む歌人です。
#日本文学 #短歌 #俳句 #川柳
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AKB48の『365日の紙飛行機』を「あんこ」ちゃんと一緒に聴いています。
従来のAKBの曲と異なり、70年代フォークに通じる素朴な曲調となっています。
発表当時（2015 年12月）、多くの中高年女性の支持を集めたといわれています。
この曲を聴くたびに、1970年代フォークの名作『あの素晴らしい愛をもう一度』や『岬めぐり』などに通じるものを感じます。
AKB48のどの曲が後世に歌い継がれるかはわかりませんが、この歌は歌い継がせたい歌です。
