《一期一話》柿本人麻呂 2022年09月30日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》柿本人麻呂去年(こぞ)見てし秋の月夜は照らせれど相見し妹(いも)はいや年さかる去年見上げた秋の月は今年も照っているが、一緒に月を仰ぎ見た妻の存在は日々遠ざかっていく。『万葉集』所収。
👨🎓我が家の卒業生👩🎓マルプー 2022年09月29日 | 〈我が家のARCHIVES〉 👨🎓我が家の卒業生👩🎓昨日、2015年3月生まれ千葉県柏市在住のマルプー「イチ」君(左)からお便りが届きました。今は眼病でお医者さん通いをしていますが、他に悪いところもなく食欲旺盛とのこと。右は相模原市在住同期同腹の妹「ソラ」ちゃんです。同じ兄妹でも毛色が大分違います。お二人さんとも何ごともなくこのまま素敵な犬生を送ってもらいたいです🤗
《一期一話》阿波野青畝 2022年09月29日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》阿波野青畝(あわの・せいほ)風はらむはずみにひらく芙蓉(ふよう)かな朝、五弁の花を開くが1日でしぼみ、散ってしまう芙蓉。それ故に一層いとおしまれる。作者のその愛おしい感情がこの句に詠み込まれている様に思えます。『国原』所収。
《一期一話》高浜虚子 2022年09月28日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》高浜虚子彼一語我一語秋深みかもこの句に登場する「彼」も「我」に関しても何も分からない。しかし、それ故にこの句の世界が成り立っているという逆説的な性格があるような…『六百五十句』所収。
《一期一話》杉田久女 2022年09月27日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》杉田久女(すぎた・ひさじょ)紫陽花(あぢさい)に秋冷(しゅうれい)いたる信濃かな昭和11年、突如『ホトトギス』同人を除籍処分され、不遇のまま没した。紫陽花は秋冷の頃には色褪せているのが普通。しかし、信濃の紫陽花はいまだ清楚な姿を見せていた。
我が家の用心棒 2022年09月26日 | 〈我が家のARCHIVES〉 昨日近所の骨董市で見つけた「塩ビトカゲ」を家で飼うことにしました。名前は「レックス」です。横に設置してあるメダカ用の「水瓶」を猫やカラスから護るのがMission です。果たしてレックス君、無事任務完了出来るや否や⁉️
《一期一話》若山牧水 2022年09月26日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》若山牧水秋風のそら晴れぬれば千曲川白き河原に出てあそぶかな長野県戸倉山田温泉にある「千曲川万葉公園」にはこの歌の歌碑もあります。
《一期一話》種田山頭火 2022年09月25日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》種田山頭火お彼岸のお彼岸花をみほとけに山頭火の句は理屈で味わうのではなく、個々の方が個々の想いと個々の感じ方で味わって頂ければと思います。彼は出家し、漂泊の思いにかられ、食を乞い、野宿して山野を流浪し、そして死んだ、これが彼の全てです。『山行水行』所収。
👨🎓我が家の卒業生👩🎓マルプー 2022年09月24日 | 〈我が家のARCHIVES〉 👨🎓我が家の卒業生👩🎓マルプー左は北海道在住「つむぎ」さん、右上は茨城県在住「なな」ちゃん、右下は沼津市在住「ののか」ちゃん。「つむちゃん」は今年8歳になりました。「ななちゃん」と「ののかちゃん」は6歳に成ったばかりの同期同腹の姉妹。「つむ」ちゃんとは2歳違いの姉妹です🤗
《一期一話》金子敦 2022年09月24日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》金子敦⚫︎逃水を追ふ逃水のような吾⚫︎木も草も吾もゆつくり枯れはじむ上掲の二句は読んだ瞬間、種田山頭火の作ではと思いました。作者の感情や思いが読むものの心に「直滑降」して来ます。こういう句が好きです。『シーグラス』所収。
《一期一話》京極為兼 2022年09月23日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》京極為兼(きょうごく・ためかね)あはれさもその色となきゆふぐれの尾花がすゑに秋ぞうかべるこれぞ秋という情景が無い夕暮だが、ふと見れば風にそよぐすすきの穂先に秋がうかがえる。『風雅集』所収。
👨🎓我が家の卒業生👩🎓マルプー 2022年09月22日 | 〈我が家のARCHIVES〉 👨🎓我が家の卒業生👩🎓2016年8月生まれ茨城県在住マルプー女子「ななちゃん」です。飼い主さん宅が只今お引越しの真っ只中。何かとお手伝いに忙しい「ななちゃん」です🤗
《一期一話》原石鼎 2022年09月22日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》原石鼎(はら・せきてい)頂上や殊(こと)に野菊の吹かれ居り秋の小高い丘の頂きで様々な秋草が風にぬ吹かれている。その中でも野菊の吹かれる姿に心の眼が留まった。
《一期一話》石田波郷 2022年09月21日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》石田波郷(いしだ・はきょう)雁(かりがね)や残るものみな美しき昭和18年9月(1943年)、波郷ヘ召集令状いわゆる「赤紙」が届いた時に詠んだ句。
《一期一話》日野草城 2022年09月20日 | 〈我が家のARCHIVES〉 《一期一話》日野草城(ひの・そうじょう)冬薔薇の咲くほかはなく咲にけり1901年生まれ。若くしてる『ホトトギス』同人となるが、新興俳句運動に関わり除名される。1956年死去・享年55歳