わくわくかあさんの日ごとめぐり

ペンションわくわく村のかあさんの日記です。

芸術の秋を楽しんで・・・

2021-09-26 14:47:55 | 日記

人間国宝 大坂弘道氏(図録から拝借)の遺作展を訪ねて

倉吉市の博物館へ出かけました。

昨年9月83歳で逝去され、作品は出身地である倉吉市へ寄贈されました。

ちょうど1周忌に当たる9月25日、

オーナーと一緒に出掛けました。

倉吉市の博物館

入りこんだ建物で分かりにくいですが、ここが入り口です。

彫刻がありました。

    

 

お目当ては

以降作品写真は出版された図録

「人間国宝 大坂弘道 正倉院から華開いた木の物」より引用しました。

 

正倉院の宝物の複製品を作ることから、その才能がより大きく評価されることになりました。

木象嵌の精密さと美しさには驚かされてしまいます。

上のラインのところが

下の線になります。大変な作業量です。

こちらはその後のオリジナル作品

錫で象嵌した1本の太さは0,14mmとか!

虫眼鏡で見なければ分からい程の細さです。

木彫もありました。

素晴らしく美しく精巧な彫で

もう溜息・・・・

 

今秋予定されている米子工芸会の作品作りに参考になる作品があるかと

訪れましたが、とんでもないことでした。

オーナーもかあさんも声に出せないくらい・・・・

人間国宝だよね~~~って

当り前よね~~~~

ふう~~~っ

 

帰る途中に何十年ぶりかで寄ってみました。

倉吉のカトリック教会

保育園があって子ども達が元気で遊んでいましたね~

 

鳥取市の教会におられたN神父様の噂話をしながら

教会のドアを開いたら

あっ! 神父様~!!!!

噂のN神父様が、ようやく明日からミサができるので

準備をしていましたと・・・・バッタリ

 

それこそ何十年ぶりかでお目にかかることが出来て

ビックリ!でした。

 

とても満足して家に帰ったら

スパティフィラムの蕾もこんなに大きくなって

嬉しさ倍増です。

 

 

翌日は急遽日南町のコンサートホールに出かけることになりました。

日南町は鳥取県内でも森林の町で

80%が森の町

そこに庁舎、図書館、美術館、そしてコンサートホールと

ご自慢の木をふんだんに使った建物がならんでいます。

そう・・・

3年前大山町から日南町へ研修に出かけた時

お元気だった故増原町長の溢れる日南町愛と

おもてなしの心に触れて、みんな大感動だったこと思い出します。

同じ年の年末に急逝され、本当に残念で悲しかったこと

思い出します。。。。

 

その日南町へ、オーケストラがやってくるというので

これは行かなくっちゃ!って友人と2人で出かけました。

オーケストラアンサンブル金沢です。

第一、第二、バイオリン、ビオラは各6名

チェロは4名コントラバスは2名

管楽器はほとんど2名ずつティンパニーは1名と

少人数の編成です。

 

メンデルスゾーン

序曲(美しいメルジオーネの物語)op32

 

シューマン

序曲、スケルツオとフィナーレ

 

休憩

 

イベール

モーツアルトへのオマージュ

 

モーツアルト

交響曲第41番ハ長調k551 ジュピター

 

 

ホールが小さくて500人収容くらいでしょうか・・・

少ない編成のアンサンブルがちょうど心地よい音量で耳に優しく

素晴らしい時間でした。

演奏者さん達は一種懸命の演奏でしたし、

指揮者の川瀬賢太郎氏も優雅な指揮で良かったです。

開演前です。

鳥取に来てから初めて聞くメンデルスゾーンは優しい気持ちをいざなってくれましたし

シューマンのちょっとドキドキする展開にわくわくでしたし、

モーツアルトへのオマージュはふんふん、そうね~って感じでしたし

勿論ジュピターは気持ちを大きくいざなってくれましたし・・・

 

あ、そうそう、アンコールはモーツアルトの

フィガロの結婚からでした。

 

なにもかもがちょうどいい!

そんな感じのコンサートでした。

コンサートが終わってもこの明るさ

大山町までの帰途1時間も明るい間でした。

 

コロナ禍でも楽しめたコンサートや工芸作品との出会いでした。

 

 

残念だったことは、日南のホールが初めて迎えた

オーケストラの演奏だったにも拘わらず空席が目立ったことでした。

コロナ禍の時代ですから仕方ないかな・・・

 

 

 

 

 

 

 

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