カンボジア鍋は美味しい20050814

　大塚さんの調子が悪そうだったし、今日は日曜なので、休みにした。学生たちにとっては２週間が経とうとしている時期であり、ピークが来るころである。体力を回復して翌日以降に備えようと思った。加えて、ドンペン調査がただやみくもに調査をしているだけという印象を持ったので、きちんと全体像を見据えて、個々の調査を組み立てる必要を感じた。調査のフレームを組みなおすための一日である。
１１時までゆっくり過ごし、その後まちに出た。中央市場の南に位置するプノンペン一近代的なソリヤデパートに向かった。町中からは、その屋上部分に設置された巨大な青色の半球がランドマークとなっている。人気のピザ屋でピザとビールの昼飯であった。

　午後は、モニュメントブックスで新刊のチェックである。カンボジアに関する英語文献で市販されているものは、だいたいここで手に入る。アーバン・プアーに関するもの、カンボジアの現在に関するものを購入した。昨年入手したドンペン地区を調査したフランス語文献を購入しようと思ったが、見当たらなかった。カンボジアに関する文献は数少ない。アンコールワットとポルポトに関するものは多いが、プノンペンやカンボジアの歴史や文化に関するものは少ない。

　夜は、倉田さんとまた飲み。ティーさんも誘った。JHPでつながり、互いに互いを知っていることを知り、２年以上ぶりに引き合わせた。カンボジア鍋を食べようということだったが、目指していた老舗のカンボジア鍋屋はつい最近閉店していた。プノンペン中をうろうろし、結局中央市場南の鍋屋にした。はじめて食べたが、カンボジア鍋はなかなかいけた。牛肉、子羊の脳みそ、香草、厚揚げ、白菜などが入った少し甘いスープである。ビールをごくごく飲みながらもりもり食べた。その後、バーに行った。ビリアードのある西洋人のよく通うバーである。