フィールドワーク通信

広島を拠点にフィールドワーク。カンボジア、インドネシア、市民まちづくり

カンボジア子どもの家プノンペン支部20050826

2006-01-24 16:41:29 | カンボジア通信
ソッパナ家とお別れ。

今回はホテルでの宿泊は皆無だった。学生にとっては、経済的にはだいぶ楽だったに違いない。交通手段の確保という点でも、かなり助かった。ソッパナの明るさも我々に力を与えてくれたはずである。CCHOME関係のいろいろな人とも出会えた。中井さんともここで再会した。カンボジア人の一般的な住宅に住むという貴重な体験もすることができた。あまり意識的にそのことを考えたことはなかったが、考えてみれば貴重であった。この住宅は形式的にはショップハウスだが、1階で店舗を営んでいるわけではないので、本当はショップハウスではない。だが、天井の高い1階と中二階を備え、奥の階段から2階3階4階へとアクセスする形式は、ショップハウスのそれである。一番気になったのは埃である。部屋にものを置いておくと、すぐに砂埃にまみれてしまう。薄っすらと白い砂が表面を覆ってしまうのだ。やはり路面が舗装されていないことに起因するのだろうか。それだけ粉塵が舞っているということであろうか。

空港では、倉田さんから預かった胡椒袋が開けられた。当たり前と言えば当たり前か。なにやらよくわからん袋を発見すれば、検査官としては開けてみたくなるだろう。そんなこと想像もしてなかったが、認識が甘かった。とはいえ、開けられたからといって、どおってことはない。何かやましいことをしているわけではないのだ。ただ持田が少し疑いをかけられ、びびっていた。いい人生経験だ。

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