多良川うちなぁ湧き水紀行

ラジオ沖縄で放送中の湧き水紀行(月~土 午後6時10分~15分)パーソナリティの放送日記

取材日記

2007年10月22日 | 那覇・浦添地区
先週の金曜日、10月19日は、旧暦の9月9日 重陽の節句。沖縄でも「菊酒の日」として、菊の葉にお酒を注いでお供えし、無病息災を願う行事が今も続いている。古くは中国から伝来していたものだという。

沖縄では、地域によってこの日に「カーウガミ」をするところが多くある。

浦添市伊祖は、かつての琉球国王『英祖王』のゆかりの土地として今も、古い伝統が息づいている。

その日は、地域の村ガーや拝所を拝むために、自治会役員や地域の代表の方々が午後3時からあつまり、2時間近くかけて拝みが行われた。

写真は、前のカーといって、地域で最も大きな村ガー。
神妙な面持ちでカーに向かって、果物や米、塩、線香等と菊酒をお供えして拝みを行っているところ。

(放送は11月を予定)