多良川うちなぁ湧き水紀行

ラジオ沖縄で放送中の湧き水紀行(月~土 午後6時10分~15分)パーソナリティの放送日記

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那覇市首里大中町 安谷川

2006年11月27日 | 那覇・浦添地区
第633~634週(平成18年11月27日~12月9日)放送予定

 那覇市首里大中町(オオナカチョウ)安谷川(アダニガー)

 首里城のお膝元、当蔵大通りに面するりゅうたん池の向かい側、旧県立博物館の石垣沿いになだらかな坂を下っていく途中にあります。この道は、かつて「宿道」と呼ばれた石畳道で、お城へあがる道だったようです。そのときに手足を清めたのがこの井戸でした。
 そのような理由から、地域の方々は、畏れおおくて生活にその水を使うことはなかったと聞きます。神聖な井戸であることから、御川(ウカー)と呼ばれていました。
 今も入り口だけに少し残る石畳道を通り、安谷川の前に立つと、水溜や周りの石積みが、「あいかた積み」と呼ばれる古い手法で積まれていることがわかります。なんだか、その一帯は、時間が止まったかのように静けさでした。

 追伸:今回の取材は、隣町である当蔵自治会のみなさんにご協力いただきました。実は、同じ名前の拝所(ウタキ)が当蔵町にあり、ここで、旧暦の9月9日の重陽の日に年に一度の拝みがあり、ウタキとともに、カーを拝む風習があります。

 ●番組放送予定●

 11月27日(月)安谷川へ宮城まさお自治会長にご案内して頂く
11月28日(火)安谷川の様子を宮城まさお自治会長に伺う
11月29日(水)安谷川の周囲の様子を宮城まさお自治会長に伺う
11月30日(木)安谷川のかつての用途について近くにお住まいの仲村貞子さんに伺う
12月 1日(金)当蔵町のかつての水の利用法について仲村貞子さんに伺う
12月 2日(土)地域の湧き水について近くにお住まいの富川サダオさんに伺う

12月4日(月)安谷川のウタキについて宮城まさお自治会長に伺う
12月5日(火)九月九日の拝みの日について宮城まさお自治会長に伺う
12月6日(水)ウマーチのウガンについて仲村貞子さんに伺う
12月7日(木)行事についての一日の様子を富川さだおさんに伺う
12月8日(金)お供え物や当日の様子について富川さだおさんに伺う
12月9日(土)安谷川の清掃や管理について宮城まさお自治会長に伺う
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うるま市前原 ウジマガー

2006年11月14日 | 中部
うるま市 前原(まえはら)ウジマガー

 第631~632週 (平成18年11月14日~11月25日)放送予定

 うるま市(旧具志川市)前原の西側に位置するかつての村がー。
 「ウジマ」というのはその土地の土壌のことで、粒子の細かい性質だった事から、水がろ過され美味しい水が汲めたという。
 水道が入る以前は、前原集落(およそ350人)すべての人々の飲料水に使われた。
 家庭井戸もあったが、海抜が低く塩からい水がほとんどで、洗濯や水浴びなどの雑用水以外には難しかった。
 お正月には若水を汲み、9月9日には、カーウガミが行われた。
 戦争がはじまると、北谷、宜野湾、浦添あたりから収容所に避難してきた人で人口が6000人以上に膨れ上がり、それでもこの水を分け合って利用した事から、今でも先祖がお世話になったといって拝みに来る人が絶えないのだそう。
 現在は、地域の農業用水として使われている為、カーの口にはホースが入れられている。

 ●放送日程●

 11月13日(月)ウジマガーの名前の由来について長嶺由次朗自治会長に聴く
 11月14日(火)ウジマガーの概要について近くにお住まいの照屋カンジンさんに聴く
 11月15日(水)ウジマガーの昔の形について近くにお住まいの照屋カンリンさんに聴く
 11月16日(木)ウジマガーの水汲みの様子について照屋カンリンさんに聴く
 11月17日(金)戦後のウジマガーの水汲みについて照屋カンリンさんに聴く
 11月18日(土)カーウガミについて照屋カンリンさんと照屋カンジンさんに聴く

 11月20日(月)戦前の集落の様子について、長嶺自治会長と照屋カンジンさんに聴く
 11月21日(火)水汲み道具、お正月の若水汲みの思い出について長嶺自治会長に聴く
 11月22日(水)カーのそばの青空学級について長嶺自治会長に聴く
 11月23日(木)終戦直後の収容所があった頃の状況について長嶺自治会長に聴く
 11月24日(金)終戦直後の水汲みの様子について長嶺自治会長に聴く
 11月25日(土)現在の農業用水の利用について照屋かんりんさんに聴く
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