和歌山WALKER編集長のスローな日記

編集長の、ちょっと気になったこと、ランチ、グルメ、本、映画などをぼちぼち書いていこうと思ってます。

植物プラスチック

2005年05月11日 | 生活
植物からプラスチックができることを先日テレビでやっていた。トウモロコシからプラスチックができるらしい。
そして、おそるべしそのプラスチックは、地中に埋めれば分解して土に戻るというのだ。これは、地球温暖化の二酸化炭素を出さないプラスチックと言うことになるらしい。ややこしい話だけど、植物は大気中の二酸化炭素を吸収し、光合成し、成長する。だから、そのプラスチックを燃やしたとしても、大気中に二酸化炭素を戻すだけだから、新たに二酸化炭素を増やしたことにならないらしい。理屈である。石油からできるプラスチックは燃やせば、いままで地中奥深くにあった二酸化炭素の元、つまり石油を大気中にばらまくことになるので、二酸化炭素を増やしてしまう。

こんな画期的な発明がなされているのに、みんな手をこまねいて見ているんだろうか?不思議だ。燃料電池だってそう、なんで、コストが高くても積極的に実用にむかってのアクションをおこさないんだろう?必殺、私の穿った見方では、石油関連業者が邪魔してるんじゃないのかと思えてくる。

だから、いってるじゃないの・・・・速くなくても、効率が悪くても、値段が高くても、地球にやさしくて、人間にやさしくて、未来にわたって持続可能な世の中に役に立つものは、積極的に導入しなくちゃだめですよ。。。

だって、地球は私や私の子供の世代だけのものではなくて、先祖から受け継いだものでもなくて、遠い子孫から借りているんだから、今よりきれいにして次の世代にバトンタッチしなければならないんですよ。