結局、中日との日本シリーズは、1勝4敗で惨敗でした。
いったい、ファイターズに何があったのだろう???
チーム一丸となって、少ない得点でしのいで勝利をもぎ取る。ファイターズの野球が全然機能していなかった。
クライマックスシリーズ、ロッテに勝ったところまではファイターズらしさがまだ残っていたが、その後はヒルマンが渡米就任記者会見するし、高田GMが退団ヤクルトの監督記者会見するし、梨田新監督は新しいコーチ指名まで始めるし、現場で戦っている選手、現コーチ、フロントなどの人々の心中はいかに???これで、モチベーションをキープしろと言う方が無理というもんだろう。
ダルビッシュは、ヒルマン監督に有終の美をプレゼントするとシーズン始まる前に言ってたけどそんなに簡単ではなかったということだ。
対中日の対策ミーティングも直前の30分だけとスポーツ紙には書かれていた。それに比べ中日落合監督は完全に対策をたてて、日本一に執念を燃やしていた。モチベーションの高さは天と地ほど違って見えた。
とにかく、日本シリーズに入ってからのファイターズのベンチには笑顔がなかった。12球団で一番明るくて、楽しそうに野球をやっていた彼らの顔に笑顔がなかった。楽しくなくちゃ野球がないぜ!というチームカラーと選手とコーチ達のベンチ全員が悪のりとも思えるくらいのテンションの高さと球場全体の応援が一体になった素晴らしい野球がなかった。
私は関西に住んでいるので、北海道のスポーツ新聞に載っているようなファイターズ情報は入手できないが、今回の日本シリーズ、ファーターズに何があったのかは、いずれ明らかになるだろう。
5年間で、日本一1回、リーグ優勝2回を達成しながらも、最後に残念な結果に終わったヒルマン監督。私は本当にあなたのことを素晴らしいと思っていました。これからは、メジャーで監督をされることになりますが、いつかワールドシリーズで優勝されることと信じております。
大沢監督で優勝した時、そしてヒルマン監督を応援した5年間、めちゃおもしろかったファイターズ生活でした。新しい体制になっても応援すると思いますが、ひとまず今年の野球が終わりました。