和歌山WALKER編集長のスローな日記

編集長の、ちょっと気になったこと、ランチ、グルメ、本、映画などをぼちぼち書いていこうと思ってます。

香港から帰ってみたものの・・・

2006年02月16日 | 
キャセイパシフィック航空の便が香港国際空港に到着したのは、現地時間21:50、みんな入国手続きのカウンターに走る。関空発のこの飛行機では90%が香港に観光またはビジネスで入国する外国人用の列に並ぶ。つまり私を含めてほとんどの人は香港に外国人として入国するわけだ。ところが、3泊4日の旅も終わり、関空に到着した便には当たり前のことだが90%の人が日本人の列に並ぶ。今までさほど気にしなかったが、いかに日本に観光客が来ないか、外国人が入国しないかを改めて実感した瞬間だった。それほど日本という国は訪問する価値のない国なんだろうな・・・・PR不足?観光資源不足?そんなことだけで片付けられるほど簡単な問題ではないような気がする。
日本に魅力がない理由、それは日本らしさがないということにほかならない。日本に来ても日本らしい建築物、食文化を体感することができない。ブランド品を日本に買いにくる?そんなの他の都市でも同じものをうってるじゃないか。そのうえ、今回の香港旅行で思ったんだけど、日本は、物価が高いほかに、外国人にやさしくないと言える。一部の日本好きの外国人は日本のやさしい心に触れたといって褒めてくれているけど、それはほんの一部の人の意見でしかない。あのごちゃごちゃした香港の街でさえ縦と横の道には必ず通りの名前が書かれた看板が施されている。地下鉄も広東語、北京語、英語の3種類の車内放送が流れている。そんなホスピタリティーっていうのか、外国人に日本のすばらしさをわかってほしいという気持ちが表せていない。だから、日本建築の町並みに突然鉄筋のマンション建てたり平気でする。ここらへんの無神経さが、外国人から見た日本の魅力を低くしているんだろう。たしかに、日本の茶道、武士道、日本建築、日本料理、などなど日本らしさを誇れるものはたくさんあるけど、今の日本人の子供が誇りを持って受け継いでいるものがどれだけあるだろうか?この日本らしさの崩壊が、日本を訪れる外国人にインパクトを与えるはずがないと深く考えさせられた瞬間だった。

蛇酒

2006年02月13日 | 
香港変なもの特集。これはホテルの近所、お得意さんのセブンイレブンで見つけた蛇酒。日本のコンビニでも酒はうってるけど、ポケット瓶に入ったこれはかなり怪しかった(笑)どれくらいの頻度でうれるんだろ?

はで馬

2006年02月13日 | 
香港派手派手特集。宝石店のディスプレイ。二頭の馬が馬車ひいてるわけです。馬の首には真っ赤な紙に金の縁取り、金文字で「恭賀発財」、香港では新年の挨拶に「しっかり稼ぎましょう」の文字が入る。いかにも香港らしい。

なんでも漢字

2006年02月12日 | 
スーパーで見つけた洗剤、日本のトップだと思うけど箱には潔白物語!なんでやねん? とにかく漢字にしなくちゃ気がすまない。ちなみに、 「ニューワールドセンター」は新世界中心になってしまうのだ。中にはメチャ笑えるのもなりますよ。

香港へ高飛び

2006年02月10日 | 
てことで、8回目の香港です。
今回の香港のテーマは
(1)携帯電話を使って香港からライブ情報をブログする
(2)香港の漁村に行って海鮮暴れ食いだ!

海外逃亡まで、あと45分…行ってきます。

香港ツアー (2)

2005年01月20日 | 
前回に続き、香港ネタを・・・・
今回の旅行のテーマは、前から泊まりたかったホテルに泊まったことと、オクトパスカードを使ってみること。

オクトパスカードというのは、JRのイコカみたいなICカードのことで改札機に通さなくてもセンサーにかざすだけで読みとってくれるというすぐれもの。香港では、地下鉄、スターフェリー、バス、ミニバス、、などタクシー以外のほとんどの交通機関で使える。そのうえ、コンビニの支払い、自動販売機まで使用できるらしい。最初に買うときは、50$hkの保証料と100$hkの使用可能分で150$hkで購入する。購入・解約は、地下鉄の「客務中心(インフォメーションセンター)」でOK。
とにかく便利。100$hkをこえそうなときは、50$hk単位で駅の「増殖機」やコンビニでも追加チャージできる。

このカードから思うことは、香港の、というより中国の商売。JRみたいに島国根性で、相互に使えない「スルッとカンサイカード」と「Jスルーカード」みたいにへんな垣根を設けず、客の利便性を追求するとそこにビジネスチャンスがひろがってるみたいな感覚。すでに日本は、香港より、5年くらいおくれているといっていいと思う。

2年前に香港に行ったとき、地下鉄の改札に並んでると、前のおばさんがハンドバッグをドンドンとセンサーにぶつけている。きっとオクトパスカードがバッグのどこかに入っているんだろうけど、なかなかセンサーが反応してくれない。おばさんは、それでもあきらめないで、バッグを裏返したり、向きをかえたりして、ドンドンとセンサーにぶつける。後ろに並んでいる人は、苦笑をたえている様子。はげしいな。。。結局、おばさんはバッグからカードを出してピッとやってましたけどね。。。。
そして、今回私もバッグに入れたまま、センサーにぶつけみたのは言うまでもない。

そして、香港

2005年01月12日 | 
1月8日~10日、2泊3日で香港へ行った。
今回で7回目の香港だ。
前にも書いたが香港は、西洋と東洋が混沌として入り交じった雰囲気と町中が殺気立ってる感じがたまらなく好きなのだ。

ところが、今回行ってみると2年前とは変わっていた。何が変わっていたかというと、混沌と殺気が少なくなっていたのだ。なぜだろう??うろついた地域がわるかったのか、だんだん小綺麗でわけの分からない犯罪の香りが無くなっていたのだ。そのうえ、日本ブームなのか、刺身、寿司、とんかつ、はては沖縄そばの店まで・・・セブンイレブンにもパックの寿司が売られているし、スーパーには鹿児島産の野菜や豆腐まで売っている。

察するに、いままで香港にくる観光客は日本人、西洋人がメインだったが、今は中国本土からの観光客が増えているためだろう。北京語(普通語)を話す観光客らしき人をたくさん見かけた。そんな人には、日本式がうけるのだろうか?

テレビは、NHKの衛星放送も見れる。すべてのチャンネルには中国語の字幕が付いている。ガイドの説明では、語学の勉強のために国策として字幕を2年間つけているらしい。いま、経済成長の真っ最中の中国のバイタリティーを見た。

おそるべし、チャイニーズパワー!!

今度行くときは、中心部をはずしてもう少し周辺の下町あたりをねらうしかないようだ。

(まだ、いくんかい!? =====>>> はい、まだまだ行きますよ。)

香港てなもんや旅行記は、次回につづく・・・・・・

京都好き

2004年07月29日 | 
京都には、もう何回行ったか憶えていない。
いつのころからか、京都にひかれるようになった。
理由は、二つかある。
まずは、ミーハーだけど幕末を代表する歴史に惹かれたこと、そして、あと一つはその町並みにある。伝統が今でも残っていて、古き日本建築を守ろうとする人々がいる。
古い建物は不便かもしれない、新しい様式の方がなにかと便利で快適だろう。でも先祖代々の建物、町並みなどの景観を残しながら生きている。今はJR京都駅に代表されるような近代建築が目立つようになった。
明治の初め頃のほとんど日本建築の町並みと数少ない旧式な西洋建築が混在している様は、壮観だったことだろう。
ヨーロッパの町並みを紹介するテレビ番組を観ていると、なんで今頃そんな古めかしい自転車しか通れないような石畳の路地があたりまえのように残っているのか不思議に思えて仕方ない。なぜ、屋根の色は茶色で統一されているんだろう?通りの建物の高さは誰がきめたのか?窓の形まで??そこには、効率だけではかってはいけない人々の考え方が伝わってくるような気がする。
スローライフって、そんな感じなんじゃないかな.....ちょっとくらい不便でも街全体が心地よいリズム感に満ち満ちている。整理された近代都市をみるより、こっちの方が高級な印象をうける。そろそろ意識の進化を考えた方がよさそうである。