田舎暮らしの日々是好日

山羊とともにのんびりと農家生活をしながら日頃の憂さ晴らしをつぶやきます。

昔のことなど・・・。

2015-12-19 05:27:07 | 日記
航空気象観測室の記録 




最大瞬間風速 58.6メートル、北北西の風
平均風速40メートル、雨量24.5ミリ
日記に台風時の記録を見つけた。
どうやら大災害のあったおきえらぶ台風らしい。
そのまま転記する。
昭和52年9月14日 水曜日 (バルカン日記より)
台風9号が来たのは、9日の晩だった。
大きな被害を残して去ってから、4日が過ぎた。
与論島では片付けがだいぶ終わったようである。
最大瞬間風速 58.6メートル、北北西の風
平均風速40メートル、雨量24.5ミリ
こんな大きな被害を受けるとは誰も予想してなかった。
夕方から風雨が強くなって、吹き流しを降ろしたときはすっかり濡れてしまった。
Nさんの車で供利をまわって、赤崎、大金久から、自分の部屋に来て
Tさんを交えて3名でビールで乾杯、ナポレオンの栓をあけた。
その頃までは北東の風でそんなに強くはなく、
部屋は台風の影響はあまりなかった。
8時前頃、停電時用のバッテリイのスイッチを入れてないのではと気になって
弟と飛行場に出かけた。
スイッチはオンになっていてよかったが、
風速の変換レンジを30から70に変えるのを忘れていたので来たかいがあった。
台風の中を走る車は愉快だった。
家に帰ったら停電でローソクを灯していた。
夕食をすませ倉庫の一部を改築した自分の部屋で寝ていたら、
足元から風が吹きこんでいるらしい。
戸をあけて倉庫にでてみると、戸が5枚倒れて1枚だけが残っている。
それから台風との戦いが始まった。
と 記録されている。
父がやって来て二人で戸を抑えて立ってるだけで何もできなくて、
逃げ場のない風の力は
私の部屋の天井を吹き飛ばして去って行った。
今思うと 向かい側の壁の戸をあけて風を逃がしていたら
屋根が飛ばされずに済んでいただろう。
台風の逃げ足が速かったので
之だけの被害で助かったのだが、
西側だけに屋敷林がなかったのが被害を大きくしている。



その倉庫は息子の住宅に模様替えされて健在である。
登録日:2015年 1 月 28日 水曜日



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1 コメント

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Unknown (グライセン)
2015-12-19 05:38:49
そうですか・・・
だから浜に木を植えることが大事なんですね。
経験したことのない風速・・・・
怖い・・・・
しかし、皆さんたくましいですね。それでも生活を立て直せる・・・私だったら呆然と立ちすくむだけかも・・・
自然の猛威には勝てませんね。
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