やってしまった。
いつかは痛い目にあうだろう」という気がしながら、
武装しないで、
(サンダル履きに手袋なし)
渚で石を運んだり転がしたりしている。
台風21号の高潮を気にしていたが案の定の被害。
過ぎ去って一日たった朝の方が被害が大きくなっている。
何とか被害を免れたキミガヨランを守るために
根元に砂をいれたあと、
散らばっている石を拾ってもとに復元したい作業。
壊された場所は
石を積む場所を後退させなければいいことだけれど、
植栽で生き残った場所は守り通したい。
砂地だったところに元の岩が顔をだしている。
災いを転じて福となすチャンスが来たと喜んで
勇んで 岩を転がした。
三個 4個 楽しい作業。
こいつは大きいぞー・・・、
動くかなー よいしょ うんとこしょ どっこいしょ 動いた。
ごろり もう一回 運とこしょ どっこい しょ!
ごろりと 左足に追いかぶさってきた。
痛・・・・、
こらえて 必死で岩をどけた。
骨折?
何ともない 歩けるので
作業をやめて 写真を撮って帰った。
午前中は 環境基金助成の検収写真を撮ったり
鉢の移動をしたりしていたが
昼食前から痛み出して作業を中止。
痛み止めを飲んだ後はいつもの昼寝で睡眠を補充する習慣
目覚めてベッドから降りるとき激痛が走る。
歩けないので
右足のけんけんで飲み物を取りに行った。
左足を支えるものがないと歩けないが
なんとか動くのに慣れてきたので、
緊急の用事から済ませることにした。
教育委員会への提出する書類を抱えて、
車まで はったりしながら 移動した。
左足の土踏まずは傷みなしで踏み込むことができるのを確かめて、
持っていくことにした。
階段を上って事務所に届けることができないのでと、
職員に撮りに来てもらって、
気にしていた締め切りを過ぎた申請書の書類が片付いて 一安心。
暇つぶしの楽しみの罹災栗ショップで
足の負傷の顛末を話したら 湿布の手当てをしてもらえた。
病院に行った方が良いとの判断をして
4時前に
パナウル診療所で受け付け。
レントゲンを撮ったら 骨に異常はないとのこと。
打撲で済んで 良かった 良かった。
松葉杖を借りて 上手に杖をついて歩ける。
左足の捻挫を前に経験したことがあって、
治りにくいことが分かっていたので
無理をしないことだ。
ベッドで休んでいたら妻が様子をうかがいに来たので
いきさつを説明
夕食を食べた後湿布をして
痛み止めを飲んで 寒かったので 毛布を重ね着して寝て
目覚めたら 痛みがとれている。
のど元過ぎれば 熱さ忘れる。
夜明けを待って 海を見に行きたい。
行けば また 岩を転がしたくなるであろう。
性分だから・・・。
足の不自由さで知る 人の情けのありがたさ。
病院の待ち時間に
声をかけてくれる人たち。
肩を貸してもらった顔見知りの農家の方。
湿布をしてくれた リサイクルショップ家具の店員さん。
この方たちが
この与論島に住む人の心をはぐくんでいるのだなー・・・、
と
つくづくと 感じている。
秋の夜明け前の センチメンタル。
ラジオ深夜便で 神田川が流れてきた。
学生時代に習ったこと
やりたかったことが今現実にやれることが喜びである。
横浜未来(ゆにばーさるでざいん)
にかけて
イチョーキ未来長浜の人工海浜地をデザインする。
緑地帯に私のランドスケープを創造したい。
竜宮城 海中公園を夢見て 海に潜望鏡を突き上げる地下道を潜ら穴として
商店街と
娯楽や文化ホールを建設する。
島が小さければ
大きくしたいと思うのは 世の常。
横がなければ
上と下がある。
昼と夜
太陽と月
裏と表
ふたご座の私の性格がでるようだ。
痛みには勝てない自分の弱さを知っているので、
傷まないうちに
ここでやめよう。
甘辛をかみわけてきた 母の味
痛みを知ったものでなければ
その痛みは分からないであろう。
台風22号が似たようなコースをたどることになるので、
それまでに
ある程度の修復を図りたい。
来年は
笑えるだろうか・・・?