田舎暮らしの日々是好日

山羊とともにのんびりと農家生活をしながら日頃の憂さ晴らしをつぶやきます。

旧正月だった

2016-02-09 05:20:39 | 日記

 朝食のとき旧正月であることに気がついた。
 私の家では旧正月の行事はなくなってしっまっている。



 以前は
 お墓の門松は旧正月を迎えてから片づけをした。

 新しい門松が立てられているお墓をみると
 旧正月を大切にしていることがわかって
 嬉しい気持ちがしたものであった。



 結局は私ももう現代人(慣習を破った)になってしまっている。
 今年から息子に墓の門松を頼んだ。
 現代人はげんだいじんらしく
 幕の内が終わった日に片付けてきていた。

 私はずぼらだったせいもあって、
 小正月まで、あるいは旧正月までそのままにしておいていた。


 
 息子にあとを継がせることは
 墓守のしごとをさせることであると思っている。
 家屋敷を譲ることはお墓を守ることに繋がっている。



 先祖崇拝の思想のなかには屋敷やお墓が貴重な存在感がある。
 本家や分家、シニグの祭りのなかには、
 天皇家の跡継ぎの仕方とまったく同じ考えが
 与論島には残っているのではないだろうか。
 そんなことから
 家系図を天皇家に結び付けたがっている。



 風邪の為頭が痛くなってきて、
 農作業をする気分が起きなくて
 ウーフアーをつれて海を見に行った。
 そこで
 門松が倒れているのに出会って
 手直しをしたついでに
 初詣をして
 たいまいや絵葉書、お賽銭をしてきた。



 風邪がなおりますように・・・・。