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応力腐食

2023-10-07 09:43:28 | 原因
 某所で給湯管の漏水修理を行いました。
事前の調査で銅管のピンホールと考えられ、どこまでピンホールがあるか?
布設替の距離が不明でした。

 給湯管を辿っていったところ銅の給湯管が凹んで割れてるを発見。

  

 発見場所が床下埋設部なので新築当時から凹んでいたと思われます?
凹んだことによる応力腐食を起こして配管が裂けたと考えられます。

 現在では一般家庭で銅管を殆ど使用しなくなりました。
一度も銅管の溶接を行ったことがない職人さんもいますね。
使用している当時でも傷やヘコミは注意して施工したものです。

 それでも施工後に踏まれたり物を落とされたり曲げ方が悪かったり、
そしてこれらが数年後数十年後に腐食を起こしたであろう事例を偶に見ます。

今回の修理は樹脂管に引き直して完了です。


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