としちゃん&VTR250

のんびり、ドキドキ、ブランク10年のリターンライダーの日記

東北引越旅行の日記 1999年

2018-10-04 20:43:29 | 旅行
99年東北引越旅行の日記

3月31日 水曜日

雨の中、湾岸線を通って、多賀城市に引越をするTDさんと一緒に 東京の義妹の家に行く。
義妹には1才半の星(せい)という息子がいるのだが、うさぎを見ると にこにこしてくれて、 とてもかわいい。まだまだ軽いので、うさぎが持ち上げて、左右に振って遊ぶと 星 もとても喜ぶ。星が少し位重くなっても そうやって遊んであげられる様に、鍛えて おかなくちゃ♪

星の足がとても冷たくて気持ちがいいので、足を持ってなかなか離さないでいた ら、嫌がって、
「ママぁ」と ママに助けを求めていた。甘えん坊の星。(笑)

義妹とも色々おしゃべりをして、午後1時過ぎに さよならをする。
すぐに首都高に入るつもりが、左折しそびれたため、30分位余分に走る。(爆) 
でも、色々な場所で綺麗に咲いた桜が沢山見られたからいいかな。(楽天的なうさぎ。)

首都高に入った頃には雨も上がり、晴れて来る。
レインボーブリッジを通り、湾岸線を通って葛西まで走り、東北道の案内板通りに進む。
ナビゲーター付きだったので、間違えないで行けたが、日頃走らない道なので、 ちょっと緊張。
東北道に入ってからは、1本なので ほっとする。

東北道は初めてでは無いし、今回は仙台南インターまで。1日で青森までバイクで 走ったこともあるので、そんなに長い距離では無いはずなのだが、交通量が非常に少 ないのと 景色があまり変わらないので、単調でとても長く感じる。
早起きしたせい もあって眠いので、ガムを噛みながら頑張る。

こちらも雨が降っていた様だが(道路がまだ濡れている)うさぎが走っている時に は、もう降ることは無くて その点は とても快適だ。
時間的にも気温は下がって当然なのだが、北に行く程、表示される気温が下がるの で、やっぱり寒くなるのだなあと北行きを実感する。畑にも屋根にも雪が残っている 景色はとても美しい。

のどかで、毎日を横浜で過ごしているうさぎにとっては、なんだかタイムスリップし て昔の時代に来た様な気がする。

仙台南インターで降りて、仙台市内を通らないで行くはずが、またまたちょっと入り口を間違えたため、仙台市内を通ることになる。(笑)
でも、夜の美しい仙台が見 られたから良かったかな。(やっぱり楽天的なうさぎ。)
結局30分位余分に走ることになる。

教訓「知らない所を走る時には、国道を選ぼう。」
小さい道を選ぶと標識が無くて結局時間がかかってしまう。それにこちらは標識が少 ない。名前が表示されている信号も少ない。

ただ、こちらは、道路が広くて交通量が少なくて、運転マナーが非常に良い。横浜も いい方だと思うが、それ以上かな。
それとも横浜ナンバーで美人のうさぎが運転して いるせいかな。
うそうそ。(笑)

今日は塩釜のホテルに宿泊。結局着いたのは午後8時過ぎになった。
本塩釜の駅の近くで海老とシソのピラフを食べる。「アサコときぬこの店」と書かれ ていたのが、うさぎには「アサリときのこの店」に見えた。お店にいたのは、どう見 ても「アサコときぬこ」とは思えない男の人ふたりだった。

コンビニで多賀城市&塩釜市の地図を買う。それで、道路研究をしてから眠る。 明日は もう間違えないぞ!(笑)

4月 1日 木曜日 晴れ

晴れ! 引越し日和! 
10時にチェックアウトして、多賀城市へ。
塩釜市から多賀城市までは車で10分。目的地の多賀城市役所は多賀城駅の少し北、 お店も無い静かな所。役所はこういう所にあるのがいいのかもしれない。

来る人も少なくて用事はすぐに終わる。
市民課の入り口すぐ、誰でも気楽に取れる場所に 婚姻届け用紙、離婚届け用紙、養子縁組み届け用紙などが入れてある引き出しがあって、
「これなら何枚でも持って帰れるなあ。」などと思う。

スーパーで買い物をして、ガソリンスタンドで灯油を買って、引越し先へ。
地図で見て通る予定にしていた道路が 車は通れない道だと 行ってみて初めて分かり 、ちょっと余分に走ったが、約束の時間前に着いたので、まあ合格。(すんなり着くことが殆どないから。(笑))

今日は引っ越す人が多くて、大きなコンテナやトラックが同じ時間に3台着いて、 さあ大変。
結局しばらく前の人の荷物の搬入待ちをした。
それにしても みんな大荷物。これからあれをみんな出して片付けて、と思うと、つ くづく「引越って大変だなあ。」と思う。

うさぎは手伝いで来ただけで、実際に引っ越すのは ひとりだけなので、外の人に比 べると荷物はずっと少ない。それでも、単身パック2個プラス自転車&布団、ということで、片付けを終えたのは夜遅い時間だった。

やはり寒くて、早速今日買った灯油が役立つ。
こちらの桜が綺麗に咲くのは見られないなあ、と思うと残念。
同じ日本でも、横浜より3週間位遅くなると聞いたことに納得する。

今回は プー4兄弟(ぷー、まんまる、うさぷ、だこぷ)を連れて来た。
みんな初めての東北旅行でどきどきしてるかな。
物の少ない寂しい部屋に にこにこ顔のオレンジ色のぷー4兄弟がいると、とても暖 かくなる。
帰りは助手席に4人共 座るんだよ♪

4月 2日 金曜日 曇り後雨 

午前中は、うさぎ日記を書いたり、友達にメールを書いたりして過ごす。

雨は降らないけれど、最初晴れていた空も曇って来て、気分も乗らないので、
「今日は もうお出かけしないで家でのんびりしよう。」と思い、
お昼には あんぱんを食べて、 テレビを見て、キーボード(5オクターブ)でショ パンのワルツを弾いて(但し2か所、音が足りなくて弾けない所がある)、コーラを飲んで、またメールを書いて、という風に のんびり過ごしていたが、さすがに時間を持て余して、買い物に行くことにした。

多賀城駅の近くの長崎屋へ。
長崎屋は道路を挟んだ所に駐車場があるので、最初少し迷った。
駐車場は無料で空いている。いつも横浜で「2000円以上の買い物をしたら、2時間無料」という店の駐車場を利用しているうさぎは、地方のこういうゆったりした所 は いいなあ、と思う。

日用品や食品など買い物し、店の様子を見る。
100円ショップに くまのプーさんの手鏡とヘアーブラシがあったが、我慢する。 
何か面白いものは無いかなあ、と思ってみてみたが、特に東北ならでは、というもの は見当たらない。しいて言えば、笹かまぼこかな、色々な種類が置いてあるから。でも、今日は買わない。 

家に帰ってからは、またキーボードを弾いて、夕方に新聞屋さんが来たので素直に 最初に来た「河北新聞」を取ることにする。かほくしんぶんと読むそうだが、何で河北という名前なのかは知らない。誰か知っている人いますか。

新聞の折り込みチラシを見て、店の研究をする。
探していた大型電器店のチラシは2枚。そのうちひとつは横浜にもある「コジマ」。 
全国にあるのかな。取りあえず明日行ってみよう。

今日、車で走っていて気が付いたのだが、多賀城市には「屋内ゲートボール場」 がある。
老人福祉センターのバス停のそばだ。多賀城のお年寄りは元気いっぱいなんだろうな。 

お風呂に入って、買って来たお弁当を食べて、ビールを飲んで今日はおしまい。 
5月の気候だった今日は冷たいビールが美味しい日だった。

4月 3日 土曜日 晴れ

少し曇りがちだった天気も午後には晴れる。
テレビで、春の選抜の準決勝の第一試合、沖縄尚学対PL学園を見る。
緊迫した延長戦だったが、最後は沖縄のピッチャーの気迫勝ちという感じだった。 
野球の出来ないうさぎも「3ボールでも見ちゃ駄目、打たなきゃ。」などと突っ込み を入れながら見た。
「じゃあ、お前、打ってみろ。」と言われると困るのだが。(笑)

第二試合は、水戸商業対今治西高校。
今治西は弟の母校なので、応援していたのだが、買い物に行く用事があったので、途中で出かけて、続きは電器屋さんで見た。
残念ながら、負けてしまったが、ベスト4に入った健闘をたたえよう。

電器屋さんでは、衛星放送のアンテナとビデオデッキを買う。
初めて屋内アンテナを買ったのだが、配線も簡単で工事も要らないし、とても便利だ。
アンテナとビデオデッキ合わせて3万5千円、こんなに安く出来る様になったのだなあ。 

朝ご飯は、食パンとコーヒー、昼ご飯は、レトルトカレー&シチュー、晩御飯は具 無しのインスタントラーメン。あ~おかずが食べたいよ~
それに、レトルトシチューを開けていて、右手首広い範囲をやけどしてしまったの で、暫くレトルトは怖い。生まれてから1番熱かった様な気がする。
でも、真っ赤になっていた皮膚も長時間冷やしたら、かなり綺麗に戻って来た。
水ぶくれ~を覚悟していたので、かなり嬉しい。
やっぱり料理は「レンジでチン!」が1番安全なのかなあ。

「横浜に戻ったら、ちゃんとおかずを食べて、体重を元に戻すぞ!」と心に誓う うさぎであった。

4月 4日 日曜日 晴れ

朝から晴れ! 但し、気温は低めで風が強い日。
午前中に洗濯をする。
いつもは お寝坊のうさぎなのだが、ここでは毎日朝早く目が覚める。
やっぱり他所の家なのかな。

午後から車で松島へ。
五大堂の近くの有料駐車場1日1000円の所に車を入れる。後で、1時間260 円、その後1時間毎に130円、という町営の駐車場があることが分かったが、まあ 待たないで入れたからいいかな。

五大堂は、国重要文化財で松島のシンボル的存在。
7世紀に坂上田村麻呂が東北遠征の際に勝利を祈願してお堂を建立したのが起源と言 われる。その後、慈覚大師が五大明王を安置したことから五大堂と呼ばれる様になっ た。

現在の建物は伊達政宗が瑞巌寺再建の折りに紀州のを招請して再建したもので、 安土桃山文化を今に伝える単層宝形造りがひっそりと美しい。
島に架かった朱塗りの透かし橋を渡れば、足元に海が透けて見える。渡るのに怖いと いうことは無い。

五大堂には干支の彫刻が施されているのだが、虎だけは妙で別の生き物の様だ。本物の虎を見たことが無い状況で彫られたのかな。
うさぎは可愛らしい。猿と犬がちょっと太めで似ていた。

2時出港の松島遊覧船に乗る。湾内クルーズの船で名前は「仁王丸」。
大人1400円、グリーン席の料金がプラス600円。
殆ど最後に乗船したので、2階のグリーン席にしたのだが、椅子のゆったり感、景色 が良く見えること、など合わせると、空いていてもグリーン席をお勧めする。

外は風が強く、寒いのだが、船の中は暖かく、50分間、島々の解説を聞きながら ゆったりと過ごす。いつもは おしゃべりなうさぎが、少し眠くなって静かになって いた。

ここは牡蠣の養殖が盛んな所で養殖風景を沢山見る。うさぎは初めて牡蠣が杭にぶら 下げてあるのを見た。
うさぎは生牡蠣は苦手だが、牡蠣フライは大丈夫。冬に来たら、食べてみようかな。 

観光客が餌をやるためか、沢山のカモメが船に寄って来る。
デッキに出て、餌をやっている人も居る。うさぎは のんびり座っているだけだけ ど。
のんびりした松島湾クルーズの後は、瑞巌寺へ。

瑞巌寺は、平安時代初期の天長5年(828年)に慈覚大師が創建したと伝える古刹。
江戸時代初期に、伊達政宗によって見事な大伽藍が造営された。
本堂は国宝に指定されており、当時の名工の手になる彫刻や絵画で飾られた内部の華麗さに目を奪われる。

また境内には、杉の古木や樹齢800年と言われる夫婦欅、臥龍梅などがある。 
臥龍梅は4月20日頃が見頃という梅で、右手は紅梅、左手に白梅がある。
おおきな梅の木で、満開時の写真を見たが、それは見事なものだった。今日は まだ つぼみで、花が咲くのを見られないのが残念。

博物館(青龍殿)には、甲冑姿の伊達政宗木像や大脇差、伊達家ゆかりの工芸品な ど、数多くの寺宝が展示されている。

うさぎは茶碗に興味があるので、天目茶碗、赤楽茶碗、伊達政宗の茶碗など、しゃが んだり、覗き込んだりして見たが、天目茶碗や、赤楽は 時代を感じさせてくれて、 趣きがあるなあと思ったが、政宗の茶碗は、そこらへんに転がっていても分からな い。猫の餌入れになっていても何とも思わないかも。(爆)全然見る目が無いからな あ。

晩ご飯には早いけれど、おなかが空いたので、牛タン定食1200円を食べる。 
「七味唐辛子をつけて食べると美味しいですよ。」と言われて、素直に実行。
スープも麦ご飯も牛タンも うさぎの好みの味で美味しい。漬物も辛過ぎず、良い。 
後で知ったことだが、その店は梅宮辰夫の店も入っていた。あの漬物は「たっちゃん漬け」だったのかな。(笑)

食後に「ずんだアイス」(枝豆の入ったアイスクリーム)を食べたが、まずくも無い けれど、特別美味しいとも思わない。まあ、話のタネに食べたという感じ。

帰りに、こちらならではのお菓子を買う。
仙台名物「ずんだもち」は冷凍されていて、自然解凍で4時間後に食べるのが美味し いそうだ。 帰宅して丁度4時間後位に食べたが、まだ冷たくて甘くて美味しい。
アイスクリームは そうでも無いが、こちらは また食べられることがあれば、食べたいな、と思う。

まだまだ横浜に比べると寒い東北だが、もう何週間かすれば桜も咲き、本格的な春 がやって来るのだろう。
今回の旅行の感想は、こちらの人がとても親切だということ。
横浜の人も親切だと思うが、もっとゆったりとしている。土地柄なんだろう。
また違う季節に来てみよう。
今度は美味しいものを食べて、美味しいお酒を飲んで・・・・・
楽しみ♪

4月 5日 月曜日 晴れ後曇り

 朝、多賀城市から塩釜市まで TDさんを仕事先に送って行ったのだが、またまた道を勘違いして、遅刻させてしまった。(爆)
ごめんなさい!

 うさぎは、そのまま横浜へ帰る。
結局、多賀城市を出るのは、午前9時過ぎになってしまった。
途中サービスエリアにトイレに行くため1度寄ったが、殆ど休憩時間を取らないまま、先を急ぐ。
来た時と違って、あまり時間が長く感じられない。

途中、雪化粧をした山々を見ながら走る。
やはり交通量は少なく、すいすい走れる。
蓮田サービスエリアで休憩するつもりだったのだが、「混雑」という表示が出ていたので、寄るのを止めて、横目に見て通るだけにする。右も左も満開の大きな桜の木が沢山あって、春爛漫!という感じ。

首都高速は標識に従って走ると、うさぎの大好きな湾岸線に出た。
少し混んでいた所もあったが、渋滞と言える程の所は1か所も無く、快適。

後で計算してみると、おおよそ多賀城市から東北道を出るまでが、3時間半、そこから首都高を通って うさぎの降りる永田インターを出るまでが、1時間、そこから自宅までが30分。(自宅近くが1番混んでいた。)
合計すると、多賀城市の家から横浜の家まで5時間のドライブだ。
少し眠くなるけど、この位なら楽な方だと思う。
でも、5月の連休頃は渋滞がひどくてつらいんだろうなあ。

 帰宅後、メールチェックをして、ちゃんとした食事を取って、テレビを見る。
これからまた横浜での生活が始まる。


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