としちゃん&VTR250

のんびり、ドキドキ、ブランク10年のリターンライダーの日記

北米大陸三大絶景ツアー 2002年

2018-11-04 19:25:00 | 旅行
北米大陸三大絶景の日記

北米大陸三大絶景の旅 2002年6月28日~7月5日

6月28日 金曜日 晴れ

 母と行く北米旅行の初日。今回は阪急交通社の「北米大陸三大絶景」というツアーを利用する。

お昼過ぎに家を出て横浜からは高速バスで成田空港へ。首都高は空いていて約1時間半で成田空港に到着。

今回のツアーの参加者は熟年が多い22名、ご主人が退職されたご夫婦や同級生同士という女性の二人組が多い。添乗員は体格はマリナーズの佐々木投手似で顔は目がとても優しい可愛い顔の20代の男性だ。

 今回のツアーは料金を抑えるためにすべてアメリカン航空を使うため、まず成田からシカゴへ行き、飛行機を乗り継いでトロントへ。トロントからはバスでナイアガラの滝の近くのホテルへ行く。カナダは広い。

ナイヤガラの町に到着すると、残念ながら丁度花火大会が終わった所で、大勢の人達がぞろぞろ歩いて帰る所だった。バスの車窓から滝をちらっと見るが、見学はホテルに入ってからということになる。

ルネッサンス フォールズビューホテルの部屋はゆったりとしていて中で2部屋に分かれている。
晩御飯は添乗員さんから渡された日本食のお弁当(美味しい)を部屋で食べてから、母と一緒に歩いてライトアップされた滝を見に行く。

滝を照らしているライトは強力だ。毎日午前0時まで照らしているそうだ。
滝の下の方を見ると、水がとても少ない様に見える。「アメリカ滝の下は水量が少なそうだから、遊覧船はカナダ滝の方だけ回るのね、きっと。」などと母と話すが、水量が少ないなんてとんでもない!翌日それが大間違いだったことが分かる。

午前0時の5分前まで滝を見て、また歩いてホテルへ帰る。ここは夜更けに散歩しても困らない治安の良い所だ。

6月29日 土曜日 晴れて暑い日

 午前中にナイアガラの滝観光をする。
テーブルロックという展望台に行くと、滝の水が風で飛んで来て暴風雨の状態になり、びしょぬれに。折り畳みの傘のアルミの骨が曲がってしまう。

風向きのせいでこうなるそうで、15分位経つと風向きが変わったのか、展望台は晴れて傘も要らない状態になる。滝の水が飛ばなくなってから到着した観光客は地面が濡れているのが不思議だろうなあ。

滝のすぐ近くまで行く観光船「霧の乙女号」乗船時には青い大きめのカッパが配られる。しかしそれを着ていても顔はびしょぬれ。滝のパワー恐るべし。特に今は水量が多い季節なのだそうだ。

昼食はヒルトンホテルの33階の展望レストランで滝全体の風景を見ながら食べる。滝のまわり広い範囲が見えるので嬉しい。

こちらに来て知ったのだが、カナダではサラダの野菜は生で食べる習慣がある。大体のものは生でも大丈夫だがブロッコリーは硬い。試しに茎の部分も食べてみたが、かなり硬い。やはり少しでも茹でた方が美味しい。でも自分が料理する立場になると、生の方が簡単でいいな。(笑)

 午後はナイアガラ・オン・ザ・レイクへ行く。日差しがきついので、濡れた雨傘を乾かす振りをして日傘代わりに使う。こちらではアメリカンバイクを多く見かける。
観光後はトロントへ向かう。

バスでトロント市内観光(州議事堂、トロント大学(学生は5万人だとか)、市庁舎)を見て回る。明後日がカナダデーということで、州議事堂ではステージが作られている。緑の多い綺麗な街だ。

 デルタ チェルシー ホテルに入り、お風呂に入って支度をして、夕食は外のレストラン(フィッシャーマンズ ワーフ)に食べに出掛ける。
添乗員さんはロブスターに醤油をかけて食べるのが好きらしくて、ご本人持参の醤油を私も少し使わせて貰うが、私は醤油無しの方が良いかな。

食事の後に、CNタワーに夜景を見るために上る。夕暮れの街の灯りも綺麗だけれど、真っ暗な夜の夜景も見てみたかったかな。でも9時半まで居ても空は真っ暗にはならなかった。

6月30日 日曜日 晴れ、キャンモアは時々曇り

 朝5時前に目を覚ましてテレビをつけると、ワールドカップサッカー3位決定戦トルコVS韓国の試合をしていて、最後の15分間の面白い場面を見ることが出来る。3対2でトルコの勝ち。でも最後に1点を追加して1点差にした韓国も頑張った。

 トロントからシカゴへ行き、飛行機を乗り継いでカルガリーへ。そこからバスでキャンモアという町へ行く。

トロント空港で初めてスーツケースを開けさせられる。私が怪しく見えたのだろうか。ちょっとショック。でもスーツケースの点検の仕方が見られたので「これは日記ネタになるな。」と思い、にこにこしてしまった。そうしたら終わりかけていた点検が袋1個分延長されることに。(爆)

今回のツアーで色々な人が色々な場所でバッグやスーツケースを開けさせられたのだが、私が第1号だったため、後で他のツアー客から「どうしたの?どうだった?」と沢山質問された。

シカゴ空港では母が胃の調子が悪いというので胃薬を買う。レジに並んでいた子供を連れた黒人女性が親切にも選んでくれた。もう海外で胃薬なら買えると母は自信をつけていた。

 カルガリーから123km約2時間バスでキャンモアの町へバスで移動する。
車窓からカルガリーではオリンピックで使われたジャンプ台を見る。大小合わせて5台のジャンプ台がある。

広大な土地には牛や馬が放牧されている。このあたりの牛は「アルバータ牛」というブランドだそうだ。
道路で見かけるバイクは大型のアメリカンタイプのものが多く、ハーレーやホンダ社製のものをよく見かける。

 今日から2泊するホテルは「フォー・ポインツ・ホテル・シェラトン・キャンモア」という名前で、緑色のとても可愛らしいホテルだ。周りには他の建物が一切無い所。そして食事がとても美味しい所だ。
ここも日の入りは遅く、日の入り時間を過ぎても本当に暗くなるのは夜の11時頃だった。

7月01日 月曜日 晴れたり曇ったり雪が降ったり・・

 今日は同級生のR子ちゃんのお誕生日。おめでとう♪
そしてカナダデー(建国記念日)おめでとう♪ カナダがイギリス領ではなくなり完全に独立したのは1985年のことだそうだ。

朝刊でワールドカップサッカーの決勝ブラジルVSドイツは2対0でブラジルが優勝したことを知る。ロナウドが2点共入れて得点王になった。前歯の間に隙間があってちょっと間抜けでおちゃめな人だ。(笑)

 朝4時半に目を覚ますと、空はもう明るくなっている。5時20分頃には日が射して雲や山の上部が赤く染まって美しい。
今日は、バスで終日カナディアンロッキー観光する日だ。

天気によって服装が大きく変わると聞いていたので一応スキーウェアを持って来ていたのだが、大げさかなあと思いつつそれを持ってバスに乗り込む。

しかし、最初のモレーン湖で早くもそれを着ることになる。少し歩いた所でみぞれも止んで明るくなるが、レイクルイーズ、ボウ湖、コロンビア大氷原の雪上車での観光時など、殆どの場所でスキーウェアを着ることになる。まあ折角持って来たものだから無駄にならずに良かったのかな。
天候によっては、この時期に防寒着は不要だそうだ。

 ロッキー山脈を見ながらバスは進む。スイス観光の経験のある母も「この規模は凄いわ、スイスより上だ。」と言う。
ロッキー山脈の山は2番目に高い山が丁度富士山位で、1番高い山はロブロン山の3954メートルとそれほど高い山では無いのだが、その位の山々が連なることでこの雄大な景色を作り出しているのだろう。

バスに乗車中、野生の鹿や 珍しいペアの黒熊と灰色熊を、また森林限界線や動物専用の橋など私が初めて見るものも沢山見ることが出来る。

★国立公園内のルール
1、野生動物に餌をやらないこと。
2、生きているものを持ち帰らないこと。
3、ゴミの投げ捨てをしないこと。

★動物専用道路
高速道路が出来て動物達が道路の向こう側へ移動出来なくなったので、動物専用の橋を10本作った。

★楽しい名前
白やぎ連山>「あれ(あの山の名前)はなんだ?」という質問に対して視力の良い原住民は、その指の先に白やぎがいるのを見つけ「あれは白やぎだ。」と答えた所から、山の名前が「白やぎ」になった。

キャッスルマウンテン(城の形をしている)、雷鳥の氷河、墓の平原(白い枯れ木が多い)など。

★豆知識
ロッキー山脈は24万年前に北米プレートと太平洋プレートがぶつかって出来た隆起である。山の上に海の生物の化石が沢山あることからこの説が取られている。

30メートルの雪で30センチの氷河が出来る。
森林限界線は2200メートルである。

★コロンビア大氷原観光

 大型の雪上車に乗る。昔はキャタピラ方式だったが氷を削ってしまうので、今は大型のタイヤの車である。
氷原は眩しくてサングラス無しでは居られない。気温も低くぶるぶる震える。ひとり元気に出発時刻ぎりぎりまで外に出ている人が居たが彼女は札幌に住む人だった。
氷原を歩くツアーもあるそうだが、クレバスが隠れているので、年に数人は亡くなる人が居るそうだ。

★バンフの町
 キャンモアへ帰る途中にバンフに寄る。バンフという名前はよく聞く。
町はこじんまりしていて可愛らしい。
丁度お祭りでパレードをしている。お祭り自体はそう珍しいものでは無いが、民族衣装を着た子供達の可愛らしさには見とれてしまう。

観光の町バンフのOKショップ(大橋巨泉の店)でTシャツなどお土産を買う。ここで足りない分はクレジットカード払いにして残っていたカナダドルをすべて使う。

他のお店も覗いてみたかったが、あまり時間が無いので町の散策はしなかった。
将来スキーでまた来ることがあれば、この町に滞在してのんびりするのも良いかなと思う。

★ホテルに帰って
 ホテルでの夕食時に、明日の夕食は自由行動のため、明日誕生日を迎える母に添乗員さんから1日早い絵皿のプレゼント。みんなにもお祝いされて嬉しい母。(ほんとに嬉しそうだった。)

初めてアイスワインを飲んでみる。時間と手間をかけて作られた甘くてとても高いデザートワインだ。お酒があまり飲めない人でも飲めそうな まさしくデザートとして飲むワイン。

夜10時半頃から15分間ホテルの近くで花火が上がり、ホテルの部屋の窓から見る。周りに明 るい建物が無い所なので、花火はなお一層美しい。

7月02日 火曜日 晴れ

 今日は母の65回目の誕生日。おめでとう♪
65歳になると老人手帳を貰うので母曰く「老人記念日」なのだそうだ。(笑)

 早朝にカルガリー空港へバスで向かう。(4時50分出発)バスの車窓から日の出を見ることになる。日の出なんて久しく見ていない私にとってはとても新鮮な景色だ。

カルガリーからシカゴへ。飛行機を乗り継いでシカゴからラスベガスへ。
シカゴでは前と同じお店でまた胃の薬を買う。母はシカゴ空港内の店の場所をすっかり覚えた様だ。
私は方向音痴なので、もう1度行くとは思わずに行った店に再び行くことが出来なかった。(爆)

買い物も日本語が使えないことに慣れて来た。バナナ、パン、ヨーグルトなどを買って軽く食事をする。

 ラスベガス空港に到着すると、フロアーにスロットマシンなどが並んでいてびっくり! さすがラスベガス。

そして建物外に出るといきなり熱風を顔に浴びてまたびっくり。気温は40度近いそうだ。それなのに湿度が低いため汗をかかず(かいてもすぐに乾くので気付かない)乾燥のためか腕がかゆくなる。ラスベガスが砂漠の街だということを私はここに来て初めて知った。

 スターダストホテル内のレストランで食事をして、暗くなってから街へ出掛ける。
歩道から 見られる無料のショーを3つのホテルで見る。ラスベガスのホテルにはカジノとショーが付き物の様だ。

ホテルのショーも特に回数の少ない海賊船のアトラクションは30分待って見る。なんだかディズニーランドに来た様だ。

私が「カメラを落としそうだから気を付けよう。」と思った矢先に、隣で見ていたアメリカ人の女の子が手からカメラを池の中に落としてしまった。落とした後も暫くは諦め切れない様子で水の中を見ていたが、どう考えても駄目なものは駄目で、結局諦めた様子。池の水は底が見えるので水質はまあまあ綺麗なのかなと思う。

ラスベガスの水はコロラド川から持って来ているそうだが、大きなホテルの前には大きな池や噴水があり、その前を通ると涼しい。

ストリップス(大通り)沿いのホテルのネオンはとても賑やかで綺麗で、この街は毎日がお祭りなんだなあと思う。
ホテルの部屋に戻って来たら、もう午前0時を過ぎていた。

7月03日 水曜日 晴れ時々曇り 一時ぱらぱら雨

 約8時間のグランドキャニオン観光の日。
ラスベガス空港に着いてから荷物を持ったまま体重計に乗らされて(一瞬げっ!と思う)添乗員さんから朝ご飯のお弁当を貰う。いつもの様に遅いペース(私としては普通なのだが)で食べていたら母からお小言を頂いた。(爆)

午前8時20分にセスナ機は離陸する。座席は私が左側1番後ろで母が後ろから2番目。私は母に遠慮して1番後ろに行ったのだが、後で気付いたことには、後ろから2番目だと丁度ドアの部分にあたり、1番悪い席だった。

約1時間のフライト中、ヘッドホンで解説を聞きながらグランドキャニオンを上空から見る。事故が多いため5年前から低空飛行は禁止になったのだが、それでも渓谷の様子はよく分かる。確かに絶景だ。

グランドキャニオン空港到着後はバスで観光する。2箇所の展望台に寄って1部だがグランドキャニオンを近くで見る。間近で見るとその高さに驚く。

遊歩道が下まで続いているのだが、ここは下に行くほど気温が上がるのだそうだ。ラバでのツアーも実施されているそうだ。(英語がしゃべれる人なら誰でも参加出来るそうだ。)

途中ぱらぱら雨が降るが、すぐに上がり日差しがきつくて暑く、持参の水入りペットボトルが大活躍する。

 レストランで昼食を取って帰りは12時15分に離陸をして45分間のフライトでまたラスベガス空港に帰る。帰りは前の方の席になる。セスナ機はかなり揺れて気分が悪くなった人も何人か居たが、普段は酔い易い私も揺れが大きいのでスリルを感じて楽しくて酔わなかった。

空港からホテルまでは15分程。ホテルのお店で母がカジュアルな服を買い部屋に戻る。
まだ時間が早いので、私は母が部屋で休んでいる間にホテル内の店へお土産探しに出掛ける。結局買ったのはコーラとチョコレートだけだったけど。

夜のディナーツアーの前には、母とホテル内のカジノを歩いて見学する。二人共カジノは見るだけで充分な性格なので、結局1セントもカジノには使わなかったが、ツアー客の中にはカジノをかなり楽しんだ人も居たらしい。(翌日儲けた話を楽しそうにしていた。)ラスベガスのカジノも私達親子の様な人間にとっては猫に小判だ。

 夜7時10分に集合して、ダウンタウンにあるフリーモント(商店街)のショーを見に出掛ける。プラザホテル内にあるレストランのVIP席からはフリーモントがよく見える。

カジノ発祥の地はこのダウンタウンだったのだが、今泊まっている大通りに大きなホテルが建ち並び観光客を取られてしまったので、街も援助してダウンタウンのフリーモントの天井をスクリーンにしてショーを始めたそうだ。(午後8時半と9時からの2回で1回5分間)
面白いけれど、やはり大通りのネオンにはかなわないなあと思う。

このレストランで知ったのだが、紅茶を頼むとティーバッグが出て来る。ガイドさん曰く「アメリカ料理は、速く出来て、量が多くて、カロリーが高い。」のだそうだ。手間隙かけて作るものではないらしい。そういえばハンバーガーもそうだ。

こちらに来ると自分が痩せていると思えるほどビッグな人が多い。ハンバーガーは太るらしい。太っていても堂々と薄着をしている人達を見ると、私も夏に足を出す勇気が湧いて来た。(笑)

 食事の後は世界三大夜景のひとつであるラスベガスの夜景を見に ストラトスフィアタワーに上る。ここにはジェットコースターやフリーフォールもある。

確かにここから見る夜景は360度オレンジ色の灯が美しいし、ホテルが集まる場所では色とりどりにホテルが輝いて素晴らしい。
参加者の主婦には「毎日の電気代は凄いでしょうねえ。」と言う人も居る。時間が有れば夜景を見ながらのんびりカクテルを飲むというのも良さそうだ。しかし人出は多くエレベーターは待つことになる。

夜景を見にタワーに上るのに、空港にある様な金属探知機があるのにはびっくり。これもテロの影響だろう。
今日もホテルに帰ると午前0時。最後まで充実した旅になった。

7月04日 木曜日 晴れ

 ラスベガス空港からサンノゼ空港へ、そして成田空港へ向かう。
左の窓側の席になり、飛行機の飛ぶ高度があまり高くないので、窓からはグランドキャニオンがよく見えてラッキー♪セスナ機から見た時よりもくっきりと見える。まるで定規で引いた様な直線の長い道路、その途中には殆ど街が無く、車も少ない。サンノゼまでに所々小さな町があり、「この広大な土地に住む人々は何を思って生活しているんだろう。」などと思う。

サンノゼでは1時間位買い物をする。「太った猫がパソコンに向かい、その右手にはパソコンのマウスでは無くて 本物のねずみが握られている。」という図柄におおいに惹かれてそのTシャツを買う。

最後によれよれの5ドル札が手元に残り、免税店で丁度5ドルのくまのぷーさんのチョコレートを買う。5ドルの買い物でも免税店らしく仰々しい包みになり恐縮した。このチョコレートは帰国後にやはりプーさん好きの大人のエレクトーンの生徒にプレゼントした。

 帰りの飛行機の中では「ザ・ルーキー」という映画を2回、他にはNTVの「あんパンマン」や「所さんの目がテン」などを見る。来る時には邦画の「ウォーターボーイズ」を観たのだった。
私が映画を観て3回トイレに立つ間、ずっと座って眠っていた母だった。

7月05日 金曜日 晴れ

 今日は同級生のトミーのお誕生日。おめでとう♪
 午後3時40分に成田空港に到着する。ツアーの参加者の方々や添乗員さんに挨拶をして通関して(日本は簡単だった)、母のスーツケースを宅配便に出し、横浜行きのバスに乗るため外に出る。

外は湿度が高く、むっとした暑さで汗が出て来る。暫くすると触らなくても髪の毛がふわふわと膨張して来るのが分かる。私の髪の毛はまるで湿度計の様だ。アメリカやカナダではクリップで留めなくても落ち着いて良い感じだったのになあ。

横浜駅のそごうで夕食用のお弁当を買ってタクシーに乗る。帰りのタクシーでは眠くてたまらなかったが母が眠っているため眠るわけにはいかず、睡魔と戦い続けた。

夜に食事をしながら父に電話をして、旅の報告をする。無事に旅程を終えることが出来て良い旅になった。

7月06日 土曜日 晴れ

 朝早く起きて洗濯をする。今日届く2つの荷物を受け取る必要があって、母を空港までは送れずYCAT行きのバス停まで送って行く。

空港まで1時間で行ける所を2時間前に出たので間に合ったのだが、後で聞いた話では、珍しく首都高速湾岸線が渋滞して、ぎりぎりだったそうだ。そしてアメリカ並に空港での手荷物検査が厳しく驚いたとか。どうしてだろう。

 午前中にまずひとつの荷物を受け取って食事をしたら、眠くて眠くてピアノの部屋の床でそのまま横になって眠ってしまう。

夕方6時にやっと2つ目の荷物が届いて安心し、ベッドに入ると、また熟睡し、目が覚めたら夜の11時近くになっていた。そして歯を磨いてまたベッドに入るとまた眠れた。飛行機の中であまり眠らなかったせいかなあ。こんなに眠いのは初めてだ。

7月07日 日曜日 晴れ

 昨日は母から「家に着いたよコール」が無かったなあと思いながら実家に電話をすると、昨日は3回も私に電話をしたと言う。電話の音が聞こえない位に眠っていたのかと自分でも驚く。

今日の夜もすぐに眠くなって、すっと寝付く。自分が泥棒になって外貨のコインを持って逃げ回る夢を見た。

★後日気付いたこと

 帰国後2日間眠くてたまらなかったのは、時差ぼけもあるだろうが、実は熱があったということが分かる。

それから電話の音が聞えなかったのは、実際鳴らなかったからだと分かる。
母がどこにかけたのか知らないが、私の電話の着信履歴に実家の電話番号は入っていなかったから。
しかし、ほんとに一体どこにかけたのだろう。留守電にもメッセージを入れたと言っていたが・・・


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