としちゃん&VTR250

のんびり、ドキドキ、ブランク10年のリターンライダーの日記

テイネハイランド スキー旅行 2002年

2018-11-02 20:30:00 | 旅行
2002年テイネハイランドスキーの日記

2002年 3月1~6日

3月1日 金曜日 札幌は午後から晴れ
午前中のスキー場は霧だったそうなので、初日が晴れて快適でラッキー♪

 8時50分羽田発の全日空で札幌へ。早起きをしたため、行きのバス、飛行機、千歳空港から手稲駅までのJRの中と、ずっとうとうとしていた。

千歳空港から手稲駅までのJRから外を見ると、道路にも家の近くにも全然雪が無いので驚く。後で知ったことだが、今年の札幌の雪の少なさは、昭和21年以来のことだそうだ。

手稲駅からタクシーに乗り、すぐにテイネハイランドスキー場へ。スキー場のレストランでは大好物のいくら丼を食べる。

そこで三浦雄一郎さんと徳光和夫さんを見かける。徳光さんが偶然レジで私の次に並んだので、話し掛けてみる。
私は徳光さんがスキーをするとは知らなかったので、「スキーはよくされるのですか。」と尋ねると、「1月に1度来まして、20年振りにスキーをしたら病み付きになりまして。」と笑って答えてくれた。テレビで見るのと同じ人だった。

後で弟にこの話をすると「原監督はどうでしょうね。」とかいう風に巨人ネタで話しかければ良かったのに、と言われた。そう言えば「いつも楽しみに見てますよ。」などという気の利いたことは一言も言わなかったなあ。

食事を終えて宅急便で送ったスキーを受け取って、午後1時半から5時40分までリフト4時間券で休みなく滑る。ひとりでスキー場に来ると、ついついこうして滑ってしまう。
しかし、これは後日、この日が暖かかったからだと分かる。寒くなるとトイレが近くなってしまって、こうして続けて滑ることは出来ない。

午後6時36分スキー場発のJRバスで手稲駅へ。
バスの窓から見る札幌の夜景はまるで宝石箱の様だ。初日から嬉しいプレゼントを貰った。

宿泊先は一昨年の7月に出来たという手稲ステーションホテルである。安くて綺麗でサービスが良くてとても有難いホテルだ。

ホテルのレストランはバイキングの朝食のみで夕食時には閉まっているので、ホテルのすぐ近くの居酒屋「魚民」へ行く。ひとりで居酒屋に入るのは初めて。300ccの冷酒と寿司などを食べ、良い気分になる。

3月2日 土曜日 雪

 春の様な暖かい日が続いていた札幌だが、また冬に逆戻り、雪が沢山降る。
午前中は積もって深く重い雪でスキーをするには難しいが、まだ誰も滑っていない雪で膝まで埋まる所へどんどん入って行き遊ぶ。

お昼頃にもぐちゃんが到着し、一緒に昼食(豚汁定食)を食べてから一緒に滑る。夕方には冬の雪になり、滑り易くなる。

夕食は今日も魚民で。ふたりで行くと、ちょこちょこ沢山の種類を頼めるから便利だ。やっぱり今日も冷酒を呑む。

3月3日 日曜日 晴れ時々雪

 今日も気温が下がり冬の雪質なので快適なスキーが出来る。毎日一応上級コースには行っているのだが、今日は特に沢山行く。

昼食時に富良野ビールを飲む。ラベルが富良野のパステルカラーの風景になっていて可愛らしい。

夕方のリフトが止まる直前のリフト券確認場所には、係の人が居なくなっていて、代わりに猫のぬいぐるみが座っていた。もぐちゃんは、その猫のぬいぐるみにリフト券を見せていた。
今日も夕食はふたりで魚民へ。そして冷酒を呑む。

3月4日 月曜日 雪、たまに晴れ間あり

 武富士の放火殺人犯が逮捕されたとのニュースを見る。近くにいた人は「まさかあの人が。」と驚いた様だ。迷宮入りにならなくて良かった。

私ともぐちゃんだが、私の方が先に滑ると、リフト乗り場で暫くもぐちゃんを待つことになる。どうして彼は遅いのだろうかと滑る順番を変えてみて、その理由が判明した。斜度の緩いコースでターンを一切しないで下りる彼と、ずっとターンをしながら下りる私のスピードが一緒なのだ。もぐちゃんのスキーの滑りが悪いのか、ふたりの体重差のせいなのか。(爆)

もぐちゃんは午後4時3分スキー場発のバスで山を下り、私はまた滑ってから、夕食をスキー場のレストランで取る。やっぱり大好きないくら丼。今日は誕生日なのでスキー場でも冷酒を付けることにする。
しかし、女の人がひとりでお酒を呑みながらいくら丼を食べている様子は、周りからはどう見えるのだろう。

今日もスキー場から帰るバスの中から宝石箱の様な夜景を見る。
ホテルに戻ってポケットポストペットでうさぎの掲示板を見ると、あきら君、ちよみちゃんの「お誕生日おめでとうカキコ」が。今年のおめでとうメッセージ第1号はあきら君になった。どうも有難う。

また、札幌在住のきゃらちゃんからは電話が入る。仕事が終われば明日あたりどこかで飲もうということになっていたのだが、丁度彼女の仕事が忙しい時で、それが終わらなかったので、今回は会えなくなった。その代わり電話をくれたもので、久し振りにネットの仲間の話などおしゃべりする。

ぽぽらちゃんのお嬢ちゃんが、もぐりんのことを「おじいちゃん、どこ~」と言いながら探し回った話も教えてあげる。

3月5日 火曜日 雪時々晴れ

 毎日手稲駅前からJRバスでスキー場へ行くのだが、平日ダイヤでバスの本数が少ないにもかかわらず、もう春休みに入っている学生が多くて、午前9時14分発のバスはぎゅうぎゅう詰めの超満員!初めて立つことになる。

午前中は春雪で突然ブレーキがかかる位遅い。気温が高めで暖かいので、1本だけ残るスピードの遅いリフトのある斜面で暫く滑る。ここは中級コースで距離が長いので私レベルのスキーヤーには快適なのだ。但し長くて遅いリフトに寒い時に乗ると凍えてしまうので、昨日までは殆ど来なかったのだ。

午後は上級コースを中心に滑る。5日目になるとだいぶ急斜面にも慣れて来ているのが分かる。やはりスキーの上達も回数を重ねることだなあ。

夕方、リフト乗り場のおじさんが声をかけて来る。この人は、私が11~12年前に札幌に住んでいる時にはもうここで働いていた人で、私がこのスキー場に来ると必ず1度は声を掛けてくれる。髪はだいぶ白くなっていたが、お元気そうで嬉しい。

夜に両親から「お誕生日おめでとう。」と電話が入る。昨日は旅行中だからと諦めていたのだが、私が携帯電話を持っていることを思い出して掛けて来てくれたらしい。怪我をしない様にと心配している様子が分かる。

今日はついつい長く滑ってしまいスキー場で夕食を取る時間が無かったので、手稲駅前のローソンで冷酒と色々なおかずを買ってホテルに持ち帰る。
ホテルの部屋には電子レンジも付いているのだ。今日も夜景は綺麗だったし、良い1日だった。ちょっと食べ過ぎちゃったけど。

3月6日 雪(1日中霧)

 昨日沢山食べたせいか、朝すっきり起きられず、昨日より1本遅い10時10分発のバスでスキー場へ行く。昨日の様に超満員では無いがやはり学生などで乗客は多い。

スキー場は、気温は高めだが、雪質はまあまあ、しかし霧が出ていて快適とは言えない。
山頂に近い程、霧が深いので、午後3時を過ぎると麓のゲレンデへ下りる人が多く、山頂付近のコースの人は減ってしまい、4時を過ぎると殆ど居なくなる。

明日から宮様スキー大会があるのか、コースの半分はネットが張られて入れなくなるが、人が居ないので最後はその上級コースへ行き、人を気にせずマイペースで滑る。霧にも1日中その状態だと慣れて来る。

ナイターは麓のゲレンデに下りて行って、ちょっと急な小山をターンしないで下りてスピードをしばし楽しむ。こういう滑りをしていると、バイクに乗っている時を思い出す。(急斜面ではないし、下に人が居ない時にしかしないので、危険では無いのだ。)

怪我をしちゃいけない、転んじゃいけない、と思うから、私は安全な滑り方しかしないのだが、昔と違ってボーダーが増えてジャンプ台やハーフパイプがあり、子供達(学生達)は、ボーダーもスキーヤーも転ぶことを気にせず思い切りジャンプしたり深雪に突っ込んで行ったりして遊んでいる。そういう姿を見ると羨ましい。

スキー場のレストランで最後にまたまたいくら丼を食べて富良野ビールを飲む。ほんとに毎日飲んでるなあ。
スキーなど荷物を自宅に送ってバスで山を下りる。
手稲駅から千歳空港まではJRで。空港で少し買い物をする。

来る時はあまりの眠さに聞かずに来た、私の大好きな全日空寄席を、飛行機の中で聞くが、立川志の輔の創作落語「はんどたおる」が可笑しくて可笑しくて、大声を出して笑いたいのを我慢するのが苦しくてたまらなかった。あんなに苦しかったのは初めて。この落語は、この帰りで2回、3月8~11日の帰省時に往復で2回、合計4回聞くことになるのだが、何度聞いても面白かった。ただ、泣いて苦しい程面白かったのは、最初の1回だけだけど。

午後8時50分千歳空港発の飛行機に乗り、横浜の自宅に到着したのは、日付が変わる少し前。テーブルには、もぐちゃんからの誕生日プレゼントが置かれていた。

ひとつはくまのプーさんの青いベルトの腕時計。もうひとつはガラス製の綺麗な桜のぐい呑み。どうやら彼は私に「もっと呑んでもいいよ。」と思っているらしい。しかし、実際に書かれたメッセージは「呑み過ぎないようにね。」というものだったが。
今年の誕生日プレゼントは、まだまだ受け付けています。(笑)

あ~来年もまたスキーに行きたいな♪


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