今年は梅が豊作、大粒の実が黄色く熟し始めた。
完熟梅が落ち始めたので一気に収穫。
梅の枝は混み合っていて収穫作業が大変、
下にシートを敷いて枝を揺らして落とす作戦、
それでも落ちないので、枝ごとバッサリ、
大きくて邪魔になっていたので荒療治、剪定には時期が悪いかな、
「こんなにたくさんの実をつけたのに」と梅の木も怒っているかも。
キズ梅やシミの多いものを除き、綺麗な完熟梅を漬物に。
青い梅は数日置いて熟してから使います。
綺麗に洗い水分をふき取り、竹串でヘタを取ります。
塩12%で漬けます、(減塩だからちょっと心配)
ホワイトリカーに梅を浸し、塩をまぶします。
容器に漬物用ビニール袋を敷き(アルコール消毒をする)、
塩をまぶした梅を並べていきます。
上の方には多めの塩を振ります。
梅の重さの2倍の重石をして梅酢の上がるのを待ちます。
今年は申年、「厄難サル梅」の年です。
平安時代、疫病に苦しむ人々を救ったのが梅干し、
その後も飢饉や流行病の起こった年が申年だったそうで、
そんな災難に梅干しの効用が助けになった事が由来のよう、
一日一粒の梅が健康の元と言われていますが、
塩分取り過ぎにならないよう、塩控えめ梅干し作りのスタートです。