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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
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■特集俳句636「万物は去りゆけどまた青物屋」(『句篇 終りなりわが始めなり』2003)(安井浩司)

2023-09-09 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句636・商店俳句1-10青物屋・安井浩司04・2023-09-09(土)
○「万物は去りゆけどまた青物屋」(『句篇 終りなりわが始めなり』2003)(→安井浩司04)
○季語(無季)(「俳句界201602」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「商店俳句」のラストは「青物屋」。商店俳句の代表格のような言語である。「野菜などを販売する人。また、その商店。八百屋。青物商。青物店。」とある。すべての事象は過去へと去り行く。しかし人は運命を辿るように青物屋へと行きつく。青物屋こそが万物を店先に揃えているのだ。


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