俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■次元俳句637「ひしめきて棚田千枚落し水」(和田孝子)

2023-09-10 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句637・凝集(空間)6・和田孝子01・2023-09-10(日)
○「ひしめきて棚田千枚落し水」(和田孝子01)
○季語(落し水・仲秋)(「→575筆まか勢」より)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえけこせそてとにぬねのふへみむめゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:空間の凝集、「犇(ひし)めく」。いかにも狭い空間に犇めくように作られた千枚田。いまその全ての棚田に落し水という命が与えられようとしている。


和田孝子(わだたかこ)
○好きな一句「万愚節伏せ字の多き古書を読む」02
○季語(万愚節・仲春)(「『俳句年鑑』2017年版(角川書店)」より引用)

【Profile】:1930年東京都出身静岡県浜松市在住。「海坂」(→久留米脩二・→鈴木裕之共宰)同人。


コメント    この記事についてブログを書く
« ■特集俳句636「万物は去りゆ... | トップ | ■五感俳句637「苦瓜の疣まん... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

次元俳句」カテゴリの最新記事