●五感俳句370・冷感23・宮崎夕美1・2018-3-12(月)
○「ひんやりと被りて春の帽子かな」(第46回角川俳句賞候補作品「三番瀬」50句中の1句)(宮崎夕美1)
○季語(春帽子・三春)(「俳句200011」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:この「ひんやりと」は触覚の冷たさではない。帽子にある冷たさとも少し違う。春先の帽子をかぶればこんな感じだろうと妙に納得させられる。
●宮崎夕美(みやざきゆみ)
○好きな一句「捨て舟に集まつてゐる春の水」(「三番瀬」50句中の1句)2
○季語(春の水・三春)(引用同上)
【Profile】:1941年東京都出身。1977年、→柴田白葉女につき俳句を開始。「俳句女園」「門」「魚座」「雲」等を経て「OPUS」に所属。女園新人賞、門賞、魚座賞等受賞。
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宮崎夕美掲載句
03リヤカーの立てかけてある涅槃西風(涅槃西風・仲春)〈特集520・いろは俳句1-9(り)〉2021/3/5
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