俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句054・連続(空間)01・柴田白葉女・2011-08-14
○「髪熱し向日葵のみちつづきゐて」(柴田白葉女01)
○季語(向日葵・夏)
【鑑賞】:向日葵が両側に咲いた道を歩いています。向日葵の道は延々と続いています。髪は夏の陽で熱を帯びてきました。
○柴田白葉女(しばたはくようじょ)(1906~1984)
○好きな一句:「秋の蝶さみしき色に崖のぼる」02
○季語(秋の蝶)
兵庫県生まれ。東北大学文学部国文科卒。父が蛇笏門であった関係で、1932年ころより→飯田蛇笏に師事し、1948年「雲母」同人となる。1954年、→加藤知世子・→殿村菟絲子らと「女流俳句」を創刊し、1961年解散、「俳句女園」を主宰する。1983年『月の笛』で第17回蛇笏賞受賞。