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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

透次第15句集「遠景」50句

2010-07-11 00:00:04 | 透次句集
第15句集(『遠景』2024)50句
 
鎌田透次第15句集(『遠景』2024)50句
 
 
684b君の世の黒電話へと繋がりぬ(無季)2024/10/19
 
685a冬隣いつも身近にゐる不在(冬隣・晩秋)2024/10/22
 
685b輪一つ二つ三つと澄みわたる(音澄む・三秋)2024/10/26
 
686a遠景となる稲滓火の立つところ(稲滓火・晩秋)2024/10/30
 
686b助手席に凹みを載せて紅葉街道(紅葉・晩秋)2024/11/01
 
687a我が胸の汝もろともに冬に入る(冬に入る・初冬)2024/11/07
 
687b数切れは遺影へ捧ぐ冬林檎(冬林檎・三冬)2024/11/09
 
688a十日夜擲つための跨線橋(十日夜・初冬)2024/11/10
 
688b電網に眼魂遺る神無月(神無月・初冬)2024/11/15
 
689a山茶花の丁字路右に折れて来て(山茶花・初冬)2024/11/20
 
689b奥の間の冷たさを着る暖炉かな(暖炉・三冬)2024/11/23
 
690a二人分の涙の重さ冬の梨(冬の梨・三冬)2024/11/25
 
 
 
 

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