→第1句集「眼光」50句 →第2句集「潟風」50句 →第3句集「起伏」50句 →第4句集「雷光」50句 →第5句集「残光」50句 →第6句集「剥離」50句 →第7句集「接岸」50句 →第8句集「浮游」50句 →第9句集「蒼穹」50句 →第10句集「道界」50句 →第11句集「半夜」50句 →第12句集「虚空」50句 →第13句集「暁闇」50句 →第14句集「月命」50句 →第15句集「遠景」50句
〇第15句集(『遠景』2024)50句
〇鎌田透次第15句集(『遠景』2024)50句
684b君の世の黒電話へと繋がりぬ(無季)2024/10/19
685a冬隣いつも身近にゐる不在(冬隣・晩秋)2024/10/22
685b輪一つ二つ三つと澄みわたる(音澄む・三秋)2024/10/26
686a遠景となる稲滓火の立つところ(稲滓火・晩秋)2024/10/30
686b助手席に凹みを載せて紅葉街道(紅葉・晩秋)2024/11/01
687a我が胸の汝もろともに冬に入る(冬に入る・初冬)2024/11/07
687b数切れは遺影へ捧ぐ冬林檎(冬林檎・三冬)2024/11/09
688a十日夜擲つための跨線橋(十日夜・初冬)2024/11/10
688b電網に眼魂遺る神無月(神無月・初冬)2024/11/15
689a山茶花の丁字路右に折れて来て(山茶花・初冬)2024/11/20
689b奥の間の冷たさを着る暖炉かな(暖炉・三冬)2024/11/23
690a二人分の涙の重さ冬の梨(冬の梨・三冬)2024/11/25
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