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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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●五感俳句029・嗅覚06・西島麦南

2011-02-07 18:10:14 | 五感俳句

●五感俳句029・嗅覚06・西島麦南


○「墓掘の膚土くさき二月かな」(西島麦南01)

季語(二月・冬)

 墓を掘るひとの膚から土の香りがしています。まだまだ春遠い二月のことです。

 

西島麦南(にしじまばくなん)(1895~1981)

代表句「襟巻や畜類に似て人の耳」02

季語(襟巻・冬)

熊本県植木町出身。岸田劉生に接近する一方、武者小路実篤らの「新しき村」に参加。のち岩波書店に勤務する。。俳句は「雲母」に拠り→飯田蛇笏に師事。みずから「生涯山廬(さんろ)(蛇笏)門弟子」と称した。第4回人間文化賞受賞。

 

西島麦南掲載句

2013/01/16          03足袋白く人の愁にまじりけり(足袋・冬)〈色彩・白〉


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