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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
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■色彩俳句635「山粧ひ水紫に流れけり」(下村梅子)

2023-08-29 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句635・紫13・下村梅子03・2023-08-29(火)
○「山粧ひ水紫に流れけり」(→下村梅子03)
○季語(山粧ふ・三秋)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:山は四季それぞれに季語を成立させている。春は「山笑ふ」、夏は「山滴(したた)る」、秋は「山粧(よそほ)ふ」、冬は「山眠る」。山が最も美しいのはやはり紅葉の秋であろう。掲句からは「山紫水明」という語句が想起される。12年目の紫薇忌(2011)に紫を祀る。


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