●次元俳句0158・影(空間)04・榎島砂丘01・2014-01-19(日)
○「街路樹の影黙々と保税地区」(榎島砂丘01)
季語(無季)
「保税地区」ということは、横浜あたりの風景でしょうか。風のない街路樹はただ黙々と影を伸ばしています。無季の句ですが、影の長い冬至近辺が偲ばれます。
○榎島砂丘(えじまさきゅう)(1907~1991)
代表句「球根に水鬱として昼長けぬ」02
季語(昼長ける・春)
鹿児島県生まれ。「旗艦」の前身の一誌「ひよどり」を経て「旗艦」(→日野草城)の創刊に参加。のち「太陽系」「俳句評論」同人。同人誌「街路樹」発行。(「俳句舎の俳人名鑑」より)→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
〈1年前の1日前の記事〉
●特集俳句0112・楽器俳句01=オルガン・対馬康子・2013-01-18
●特集俳句0112・楽器俳句01=オルガン・対馬康子・2013-01-18「オルガンのペダルを踏んで枯野まで」(対馬康子01)季語(枯野・冬) さて、特集俳句。いろいろ...
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます