俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五感俳句0174・味覚014・相島虚吼01・2014-05-12(月)

2014-05-12 08:03:54 | 五感俳句

●五感俳句0174・味覚014・相島虚吼01・2014-05-12(月)

 

○「桑の実や淡く冷たき雨の味」『虚吼句集』(1932)(相島虚吼01)

季語(桑の実・夏)

「桑の実」は食べたことがありませんが、外見はミニチュアの葡萄のよう。味はブルーベリーっぽいということですが。「雨の味」とは雨の恵みに打たれて育った味、ということでしょうか。

 

相島虚吼(あいじまきょこう)(1867~1935)

代表句「朔日の花売来るや初夏の雨」『同上』02

季語(初夏)

茨城県生まれ。昭和日日新聞を創刊、主宰。茨城県より衆議院議員に当選。俳句は日清戦争のとき記者として従軍し帰国途中、船中で→正岡子規を知り、始める。→中川四明寒川鼠骨らの満月会に入り「日本」に投句。子規没後は→高浜虚子に師事。大正13年「ホトトギス」同人。→俳人一覧(

 

〈1年前の記事〉

 
●五感俳句0128・味覚011・鷹羽狩行・2013-05-11(土)

●五感俳句0128・味覚011・鷹羽狩行・2013-05-11(土)○「母の日のてのひらの味塩むすび」(→鷹羽狩行04)季語(母の日・夏)明日、5月の...
 

コメント (1)    この記事についてブログを書く
« ●方法俳句0174・口語02・池田... | トップ | ●五体俳句0174・顏09・池上浩... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (竹女)
2017-07-23 17:53:02
透次さま
桑の実は我が家にあります。
黒く熟すまで待って食べるととてもおいしいです。口のまわりが真っ黒になります。あの順に開きましたら桑の実がありましたのでついコメントいたしました。ではまた。
返信する

コメントを投稿

五感俳句」カテゴリの最新記事