●次元俳句0159・太古（時間）01・岡部六弥太01・2014-01-26（日）

●次元俳句0159・太古（時間）01・岡部六弥太01・2014-01-26（日）

 

○「屋久杉に冬の日太古より白し」（岡部六弥太01）

季語（冬の日）

　一度は観てみたい屋久杉。樹齢千年を超えた「太古」からのものを「屋久杉」と呼ぶのだそうです。その屋久杉に注ぐ冬の日差しはさらに太古からのものです。

 

○岡部六弥太（おかべろくやた）（1926～2010）

代表句「氷湖ゆく白犬に日の殺到す」02

季語（氷湖・冬）

福岡県生まれ。→河野静雲に学び、→高浜虚子、→野見山朱鳥、→福田蓼汀に師事。福岡市で俳句結社「円」主宰。菜殻火賞、蓼汀賞、福岡市文学賞他多数受賞。→俳人一覧（あ・か・さ・た・な・は・ま・や）

 

〈1年前の記事〉

 

●特集俳句0113・楽器俳句02=ピアノ・堀口星眠・2013-01-

●特集俳句0113・楽器俳句02=ピアノ・堀口星眠・2013-01-25「身代りは冬帽無人ピアノ鳴る」（→堀口星眠03）季語（冬帽）　おそらくこの「身...

>続きを読む