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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五体俳句352・喉ぼとけ2・九里順子1・2017-10-10(火)

2017-10-10 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句352・喉ぼとけ2・九里順子1・2017-10-10(火)
○「秋寂びの声が出てくる喉ぼとけ」(九里順子1)
季語(秋寂び・晩秋(→「週刊俳句 Haiku Weekly」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:秋寂び(あきさび):晩秋。秋の物寂しい風情のこと。樹々は落葉急ぎ、風も一雨ごとに冷たくなる。去り行く秋を惜しむ思いでもある(「きごさい歳時記」より)。この秋の物淋しさに、まっさきに喉仏から出る声が反応しました。

 

九里順子(くりじゅんこ)
○好きな一句「心なき窗より鴫の飛び立てり」2
季語(鴫・三秋)(ココロナキマドヨリシギノトビタテリ)(引用同上)

【Profile】:1962年福井県大野市出身。文学博士。宮城学院女子大学学芸学部教授。2009年10月より「」(→島田牙城代表)同人。


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