○五感俳句495・感情19悲哀2・足立幸信01・2020-09-08(火)
○「かなしみの一つ一つのうろこ雲」(足立幸信01)
○季語(うろこ雲・三秋)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:秋空に数限りない鱗雲。その一つ一つが悲しみの数である。「鱗」も「鯖」も「鰯」も「羊」も、みな小さなひとつひとつが際立った雲である。
○足立幸信(あだちこうしん)
○好きな一句「一日の終はりの時間酔芙蓉」02
○季語(酔芙蓉・初秋)(「俳句201705」より引用)
【Profile】:1947年兵庫県出身。→鷹羽狩行に師事、「狩」同人。1980年毎日俳壇賞、1981・1982年「狩」評論賞、1995年俳人協会評論賞新人賞、2003年巻狩賞受賞。
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