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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五感俳句495「かなしみの一つ一つのうろこ雲」(足立幸信)

2020-09-08 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句495・感情19悲哀2・足立幸信01・2020-09-08(火)
○「かなしみの一つ一つのうろこ雲」(足立幸信01)
○季語(うろこ雲・三秋)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:秋空に数限りない鱗雲。その一つ一つが悲しみの数である。「鱗」も「鯖」も「鰯」も「羊」も、みな小さなひとつひとつが際立った雲である。

 

足立幸信(あだちこうしん)
○好きな一句「一日の終はりの時間酔芙蓉」02
○季語(酔芙蓉・初秋)(「俳句201705」より引用)
【Profile】:1947年兵庫県出身。→鷹羽狩行に師事、「」同人。1980年毎日俳壇賞、1981・1982年「狩」評論賞、1995年俳人協会評論賞新人賞、2003年巻狩賞受賞。


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