●五感俳句424・聴覚104・川端康成1・2019-03-25(月)
○「囀りの今朝は高きにガラス拭き」(川端康成1)
○季語(囀り・三春)(→「齋藤百鬼の俳句閑日」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:窓ガラスを拭いている。やや高い場所の窓ガラスであるのだが、さらに少し高い木の梢から鳥の囀りが聴こえてくる。
●川端康成(かわばたやすなり)(1899~1972)
○好きな一句「われ遂に富士に登らず老いにけり」2
○季語(無季)(小説『山の音1954(第7回野間文芸賞)』文中の句)(→「現代俳句協会・現代俳句コラム」より引用)
【Profile】:大阪府出身。小説家、文芸評論家。代表作に『伊豆の踊子』『雪国』『千羽鶴』等があり、日本的抒情文学の代表作家。芸術院会員。芸術院賞・ノーベル文学賞受賞。文化勲章受章。
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