○色彩俳句626・紅26・川村杳平01・2023-06-28(水)
○「さくらんぼ紅き双子をひとつまみ」(川村杳平01)
○季語(さくらんぼ・仲夏)(「→俳句的生活(長谷川櫂のサイト)」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:さくらんぼの実の二つついた一茎を摘んでいる。色彩の「紅」は「べに」と読む句が圧倒的であるが「くれない」と「あか(き・く)」が混じる。Pickupで「紅(あか)」俳句を挙げる。
○川村杳平(かわむらようへい)
○好きな一句「どぜう喰ひ文学の毒ちらしけり」02
○季語(どぜう鍋・三夏)(「→わたしの俳句歳時記」より引用)
【Profile】:1949年栃木県出身岩手県盛岡市在住。「古志」「草笛」同人。
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■Pickup「紅を(あか)と読む俳句5句(2023-06-28)
→01「しどみ紅く滴りて服売りし金とどく」(小川一灯)
→02「沈黙の深さに紅き寒椿」(高橋謙次郎)
→03「海鳴りにものの芽紅く息むかな」(矢村三生)
→04「嘴紅く横浜の百合鷗」(『虚空』2022)(鎌田透次)
→05「木瓜紅く天に舞ひたる片草履」(加藤武)
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