●次元俳句355・先端(空間)3・菅原さだを1・2017-10-29(日)
○「権現の足の先より澄める秋」(『生かされる』)(菅原さだを1)
○季語(秋澄む・三秋)(→「『俳句』(201706)創刊65周年記念付録・現代俳人名鑑Ⅱ」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「権現様」とは「仏や菩薩が仮に姿を変えて日本の神として現れること」とあります。足の先端から頭の頂まで、神頼みしたい晩秋です。
●菅原さだを(すがはらさだを)
○好きな一句「聴きもらす羅漢のことば春の雷」(『生かされる』)2
○季語(春の雷・三春)(引用同上)
【Profile】:1932年、福岡県出身。1947年、俳句を始める。1960年河野青雲に師事。1971年→野見山ひふみに師事。「菜殻火」同人。1974年「博多朝日俳句会」(後に「博多朝日俳句」と改称)同人制で発足し幹事。
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