俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0109・月=十二月(時間)・野見山ひふみ・2012-12-23

2012-12-23 00:00:05 | 次元俳句

●次元俳句0109・月=十二月(時間)野見山ひふみ・2012-12-23


○「欲しきもの買ひて淋しき十二月」(『秋の暮』1958)(野見山ひふみ01)

○季語(十二月・仲冬)

【鑑賞】:一月から十二月までの月の入った俳句も次元俳句といえるでしょう。どうしても欲しいものがありました。ついにそれを買ったあとに、満足感というよりむしろ寂寥感がおそってきました。年もおしつまってきた十二月です。

 

野見山ひふみ(のみやまひふみ)

○好きな一句「秋の夜の触れねば音をもたぬ鈴」(『花文鏡』1967)02

○季語(秋の夜・三秋)

【Profile】:1924年福岡県稲築町出身。1946年、→野見山朱鳥と結婚。翌年より師事。同時に→高浜虚子に師事。1970年、朱鳥没。「菜殻火」を継承主宰。


野見山ひふみ掲載句
03涼しさは勾玉の碧馬具の金(涼し・三夏)〈色彩652・碧6〉2024/6/9

 

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