●五体俳句361・脚2・黒川悦子1・2017-12-14(木)
○「寒さうな脚が階段下りてくる」(「俳句研究」)(黒川悦子1)
○季語(寒し・三冬)(→「『俳句201705』創刊65周年記念付録・現代俳人名鑑Ⅰ」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:真冬でもいかにも寒そうなスカートをはいた女性である。階段をおりてくる女性の脚がまず目に入る。作者は階段をのぼっているのだ。
●黒川悦子(くろかわえつこ)
○好きな一句「いつ雪に変はる雨やも東山」(「ホトトギス-虚子と100人の名句集」2004)2
○季語(雪・晩冬)(引用同上)
【Profile】:1947年福岡県出身。1985年「ホトトギス」に入会、→稲畑汀子に師事。→田畑美穂女からも指導を受ける。1995年「円虹」創刊に参加。「ホトトギス」同人。
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黒川悦子掲載句
03寒の雨粛々と降る震災碑(寒の雨・晩冬)〈特集559・今年の漢字08(2018)「災」〉2021/12/3
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