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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■五体俳句639「頬骨の高さ夕べの星冷ゆる」(高橋雅世)

2023-09-28 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句639・頬骨1・髙橋雅世01・2023-09-28(木)
○「頬骨の高さ夕べの星冷ゆる」(高橋雅世01)
○季語(冷ゆ・仲秋)(「『俳句年鑑』2017年版(角川書店)」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:五体の「頬骨」初登場。仰臥の床の中の情景であろうか。鼻の尖端よりやや低い頬骨。唇よりもやや高い頬骨。いまその頬骨こそが最も敏感に冷たい夕べの星を感じている。


髙橋雅世(たかはしまさよ)
○好きな一句「足跡の中を歩いてあたたかし」(『月光の街』2014)02
○季語(あたたか・三春)(「→増殖する俳句歳時記」より引用)

【Profile】:1958年高知県出身東京都中野区在住。「」(2007年→鳥居三朗が千葉で創刊。→飯田晴主宰)所属。


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