●五体俳句459・眉間3・沼尾将之01・2019-12-03(火)
○「風の芯眉間に捉へ冬鷗」(『鮫色』2018)(沼尾将之01)
○季語(冬鷗・三冬)(→「ふらんす堂編集日記By YAMAOKA Kimiko」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「風に芯」を感じることができるのは空を飛ぶ鳥類ぐらいのものであろう。この鷗はそれを眉間で感じながら飛んでいるのだ。
●沼尾将之(ぬまおまさゆき)
○好きな一句「葉桜にすき間なく夜の来たりけり」(『鮫色』2018)02
○季語(葉桜・初夏)(→「ふらんす堂」より引用)
【Profile】:1980年埼玉県狭山市出身。2009年「橘」に入会、→松本旭に師事。2011年第29回「橘新人賞」受賞、「橘」同人。第42回埼玉文学賞受賞。2015年「橘」主宰を継承した→佐怒賀直美に師事。
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