俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0234・青025・松本旭01・2015-07-08(水)

2015-07-08 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句0234・青025・松本旭01・2015-07-08(水)

○「風びゆうと蛇はおのれの憎む」(『蘭陵王』1978)(松本旭01)

○季語(蛇・三夏)

【鑑賞】:人間にやや嫌われる傾向のある「蛇」ですが、纏った青色を蛇自身も憎んでいるのです。龍神という神様も祀られているのですから、そんなに自分を嫌わなくても、ねえ。

 

松本旭(まつもとあさひ)(1918~2015)

○好きな一句「玉虫の全身くなるまでとぶ」(『猿田彦』1973)02

○季語(玉虫・晩夏) 

【Profile】:埼玉県上尾市出身。→加藤楸邨・→角川源義につき、「」同人を経て1978年「」を主宰。連歌・近代俳句の研究にも携わり1980年、『→村上鬼城研究』で第1回俳人協会評論賞、1984年埼玉文化賞受賞。


松本旭掲載句
03建国の日やひたむきに薬罐鳴る(建国の日・初春)〈五感465・聴覚116〉2020/2/11

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