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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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●五感俳句0238・聴覚059・月の本為山01・2015-08-03(月)

2015-08-03 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句0238・聴覚059・月の本為山01・2015-08-03(月)

五感俳句-索引 →俳人一覧()】

 

○「石坂の照りつけられて蟬の声」(月の本為山01)

季語(明易し・夏) 「いしざかのてりつけられてせみのこゑ」(「日本名句集成(學燈社1991)」より引用)

【鑑賞】:蟬の鳴き声をしみじみ鑑賞するのは日本人の特性といわれたりしますが。この句の蟬声はなんともじりじりと暑苦しい響きであります。ましてや炎天下の石坂を登っている時ですから。

 

○月の本為山(つきのもといざん)(1804~1878)

○好きな一句「壁こぼつ埃の中や今年竹」(『近世俳諧十家類題集』1847)02

季語(今年竹・夏) 「かべこぼつほこりのなかやことしだけ」

【Profile】:東京都出身。通称関永蔵。別号千輅・梅の本・渉壁など。桜井梅室門。1874年、教部省から俳諧教導職に補され教林盟社社長に推された。(「日本名句集成(學燈社1991)」より引用)


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