○次元俳句0238・月=八月(時間)014・平井さち子01・2015-08-02(日)
○「八月や豆腐に鰹節生きてをり」(『背中』2000)(平井さち子01)
○季語(八月・秋) 「はちがつやとうふにおかかいきてをり」
【鑑賞】:奴豆腐に鰹節をかけると、やわやわと踊ります。湿り気を吸い込んでいるのでしょうか。まさか静電気ではあるまい。八月のとあるいち日のことです。
○平井さち子(ひらいさちこ)
○好きな一句「蕗味噌や耳を澄まして味をみる」02
○季語(蕗味噌・春) 「ふきみそやみみをすましてあじをみる」(「俳句201403」より引用)
【Profile】:1925年、東京都出身。→中村草田男に師事。萬緑同人。第6回萬緑賞(1959)、第30回俳人協会賞(1991)。同人誌「おほとり句会」所属。俳人協会評議員。
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平井さち子掲載句
03ロシヤ見ゆ洋酒につらら折り入れて(つらら・晩冬)〈特集513・いろは俳句(ろ)〉2020/12/15
04髭剃りは生者のひびき秋彼岸(秋彼岸・仲秋)〈五体666・髭5〉2024/9/19
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