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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句400・オノマトペ54・皿井旭川1・2018-10-11(木)

2018-10-11 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句400・オノマトペ54・皿井旭川1・2018-10-11(木)
○「くくくくとつぐ古伊部の新酒かな」(「ホトトギス」)(皿井旭川1)
季語(新酒・晩秋)(→「ウラハイ・裏週刊俳句」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「徳利」の名称は酒を注ぐ音「とくとく」から生まれたという。掲句の新酒のオノマトペは「くくくく」。古伊万里の丸みのある徳利から新酒を注がれる音が響きます。

 

皿井旭川(サライキョクセン)(1870~1945)
○好きな一句「あまたるき口を開いて茘枝かな」2
季語(茘枝・仲秋)※茘枝(れいし): ウリ科の一年生つる植物。熟すと橙黄色になり、食べると甘い。皮が苦い ので、苦瓜(にがうり)」とも。(→「俳句例句データベース」より引用)

【Profile】:俳人・医者(元皿井耳鼻咽喉科医院長)。旭川は号。岡山生、大阪住。→高浜虚子に師事。「ホトトギス」同人。五男五郎の妻昭子は女優司葉子の姉。長女慶子は渡辺英綱子爵に嫁いだ。

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