俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句402・酒呑俳句2=新酒・高木良多1・2018-10-26(金)
○「山祇へ新酒の瓶の並び立つ」(「春耕」199901)(高木良多1)
○季語(新酒・晩秋)(→「俳誌のサロン>歳時記>」より引用)※山祇(やまつみ)- 山の霊。山の神。【→特集俳句-索引1・索引2・検索3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:新特集は前回(「家屋俳句2」)同様、第2弾を模索します。そこで「酒呑俳句2」であります。初回は「新酒」。それ自体が「晩秋」の季語となっている。今まで扱った句では「→生きてあることのうれしき新酒かな」(吉井勇)など。
●高木良多(タカギリョウタ)(1923~2017)
○好きな一句「蛸杉の根の張つてゐる穀雨かな」(『冬曙』)2
○季語(穀雨・晩春)(「角川俳句大歳時記・春」より引用)
【Profile】:千葉県香取市出身。→皆川盤水(「春耕」)、→沢木欣一(「風」)に師事。書を松井如流、斉藤丹鶴に学ぶ。「春耕」顧問、俳人協会評議員。「東京ふうが」主宰。「お茶の水俳句会」句会指導。※「タカギリョウタ」は推測読み。