俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0246・嗅覚049・佐々木六戈01・2015-09-28(月)

2015-09-28 04:56:00 | 五感俳句
○五感俳句246・嗅覚49・佐々木六戈01・2015-09-28(月)
○「筆入れに消しゴム匂ふ鹿の声」(佐々木六戈01)
季語(鹿・三秋) 
 
【鑑賞】:今風の消しゴムは色とりどりで、いろいろな芳しい匂い付きも多いようです。この句の消しゴムは昔の白い大きな消しゴム。しかし筆入れに消しゴムの匂いを溢れさせています。
 
 
佐々木六戈(ささきろくか)
○好きな一句「山芋の蔓のゆくへを暑しとも」02
季語(山芋・秋)(「佐々木六戈作品をめぐって」より引用)
 
【Profile】:1955年北海道出身。1982年頃、詩人→鷲巣繁男の歌集『蝦夷のわかれ』を読んで作歌を開始、1992年俳句結社「童子」入門、→辻桃子に師事。同誌編集長。2000年第46回角川短歌賞受賞。句歌詩帖「草藏」代表。

佐々木六戈掲載句
03如是我聞東京大空襲忌(東京大空襲忌・仲春)〈方法469・漢字表記2〉2020/3/10
コメント