○五感俳句246・嗅覚49・佐々木六戈01・2015-09-28(月)
○「筆入れに消しゴム匂ふ鹿の声」(佐々木六戈01)
○季語(鹿・三秋)
【鑑賞】:今風の消しゴムは色とりどりで、いろいろな芳しい匂い付きも多いようです。この句の消しゴムは昔の白い大きな消しゴム。しかし筆入れに消しゴムの匂いを溢れさせています。
○佐々木六戈(ささきろくか)
○好きな一句「山芋の蔓のゆくへを暑しとも」02
○季語(山芋・秋)(「佐々木六戈作品をめぐって」より引用)
【Profile】:1955年北海道出身。1982年頃、詩人→鷲巣繁男の歌集『蝦夷のわかれ』を読んで作歌を開始、1992年俳句結社「童子」入門、→辻桃子に師事。同誌編集長。2000年第46回角川短歌賞受賞。句歌詩帖「草藏」代表。
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佐々木六戈掲載句
03如是我聞東京大空襲忌(東京大空襲忌・仲春)〈方法469・漢字表記2〉2020/3/10
佐々木六戈掲載句
03如是我聞東京大空襲忌(東京大空襲忌・仲春)〈方法469・漢字表記2〉2020/3/10
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