俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0242・赭04・末次雨城01・2015-09-02(水)

2015-09-02 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句0242・赭04・末次雨城01・2015-09-02(水)

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○「天に葛飛び咲く赭き切通し」(末次雨城01)

赭そほ#ab6953

季語(葛の花・秋) 「てんにくずとびさくあかききりどおし」

【鑑賞】:葛といえば芳香がとりざたされることの多い花ですが、これはビジュアル的な葛です。空に飛び付くように咲いている葛の花。赤土の露出した切通しの脇に蔓を繁らせています。

 

末次雨城(すえつぐうじょう) (1912~1973)

○好きな一句「菜殻火の火立ちては妻照らすなり」02

季語(菜殻火・夏) 「ながらびのひたちてはつまてらすなり」

【Profile】:鳥取県大山町(旧中山町)出身。大山町初代町長。民謡を野口雨情に師事。俳句を→石田波郷に師事。

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